新型コロナの影響でミサも中止に……

コロナ対策で世の中は大混乱。色々なイベントは中止、施設は休業、一体どうなるのかと不安になってしまいますが、教会も例外ではありません。私の所属教会のある教区は、次の四旬節第2主日と第3主日のミサは中止となりました。

主日のミサとなると、多くの人が集まるので、中止も致し方なしと思います。日曜日は全てのミサ、そして土曜の夕方のミサもありません。

何だか寂しいと言うか、調子が狂っちゃいそうです。

金曜日の十字架の道行も中止なのは残念ですが、今の状況では中止も止む無し。何だか今年は、四旬節をショートカットしてイースターに突入するような、変な気分です。ミサがなくても四旬節は四旬節なのですが、十字架の道行きや聖歌で歌いながら「四旬節だなぁ」と感じる私は、まだまだカトリック初心者なのかもしれません💦

知り合いが、「四旬節で節制して粗食にしてると免疫力落ちちゃうよ!」なんて言っていましたっけ……。

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3回分の聖書と典礼

…………と言う事で、本日の土曜夕方のミサでは今日の分と併せて、中止になったミサの分の「聖書と典礼」も配布されました。
ミサはなくても、日曜日はこれを読んでお祈りを、という事でしょう。

心なしか、今日のミサもいつもよりも人が少なかった様に思います。(土曜の夕方のミサは、いつも人は少なめですが)

いつだったか台風の時に神父様が、「ミサは中止になることはない。誰も来なくても司祭だけでミサはやります」と言っていたので、神父様たちだけでミサはするのかしら?

心配な新型コロナ、なんとか終息に向かって欲しいものです。
ところで「終息」と「収束」、ふたつの漢字がありますが、ふと、この場合はどちらを使うのだろう?と疑問になりました。
「終息」は完全に終わること、「収束」は収まりがついて事態が収拾する、ということらしいです。
とりあえずはこの混乱状態からの「収束」を願いますが、早く「終息」してほしいという気分です。

灰の水曜日の灰を塗ってもらう

さて、今日のミサの中では「灰の式」があったですが、未だかつてない量の灰を塗ってもらいました。
本来は灰の水曜日に行うのですが、キリスト教国でない日本では平日に教会に行くのは難しい人が大多数なので、日曜の主日のミサの中でも行われます。(土曜の夕方のミサも日曜の主日のミサと同じ扱い)

灰の水曜日についてはこちらをどうぞ

今まで灰は薄めに、目立たない髪の生え際あたりに塗ってもらうことが殆ど(神父様も女性はお化粧してるから、と気を遣っているみたい)でしたが、今回は灰が額にがっつり……。😅

先に塗ってもらった聖歌隊の仲間が「灰が床に落ちる勢いの量だったよー」と言っていました。

この灰、塗ってもらったらそのまま教会を出て、しばらく拭ってはいけないのですが、このままじゃ電車に乗れない感じ。キリスト教国なら良いかもしれませんが、日本では「あの人、おでこにバッテンつけて何か罰ゲーム?」と思われそうです。

私は前髪も作っていないの前髪で隠すこともできません。
苦渋の選択(?)で、ハンカチで押さえて薄ーくしました。(結局、落としたのと同じな気がしますが……💦)

しばらくは、新型コロナ対策であちらこちらで大混乱ですが、2週間で何とか落ち着いてくれないかと願うばかりです。

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