1年の終わり「王であるキリスト」の主日

今日は「王であるキリスト」の主日で、教会暦では1年の終わりです。次の日曜日から「待降節」で新しい年が始まります。
それにしても、1年って本当に早い!ついこの前、教会のクリスマスの飾りを見ながら「もう待降節だね」と話していたような気がします。
さて、今日のミサはなかなか壮観でした。昨日まで「正義と平和全国集会」で他の教区の司教さま方がいらっしゃっていたからなのか、教皇大使の大司教さま、他にも司教さまが3人の共同司式……。赤いカロッタ(司教さまが被っている小さい帽子)がいくつも見えて、いつもとは違う雰囲気でした。

教皇大使 大司教さま司式のミサ

普通の主日のミサは入堂も普通(香部屋から出て来る)ですが、司教さま司式など特別な時は、聖堂正面の入り口付近からの入堂です。この時に焚くお香にいつもむせて咳が出てしまう私……。いい香りなのですがなぜかゴホゴホしてしまいます。それはどうやら私だけではないようで、ゴホゴホしている人が他にもいました。

レクイエムのミサでお香の香りにむせて歌うのが辛かった記憶があります。(そういえば、今年のレクイエム、お香がなかったような……)

司式した大司教さまは外国人、ミサは日本語、お説教は英語でした。とても聞き取りやすい英語で、日本語訳のプリントも配布されていました。英語のお説教も、英語の勉強になって良いなぁ、と思いました。なんだか、今日のミサはちょっと得した気分です✨

偉い人がたくさんのミサは滅多にないので、ついつい私の視線は祭壇に釘付けになってしまっていました。別にいつもと同じように進むミサなのですが、いちいち司教さま方の帽子の脱着タイミングを観察してしまったり、祭服に目がいってしまったり……。今日の祭服の色は白だったので、赤いカロッタがよく映えるなぁ、なんて思ったり。
大司教さまがミトラを被ってバクルス(杖)を持つと、やっぱりドラクエ、と思ってしまいます😅 ドラクエを目にする前からカトリックの方にはドラクエが「祭服を模している」のですが、成人洗礼の私はついついドラクエが先に来てしまう始末……💧

ミサ中に不謹慎、な私

そして、そんな不謹慎な私の目をさらに釘付けにしたのは、クロアチア出身の教皇庁大使の参事官でした。遠目で見ても分かる、男前!
参事官も聖職者なのかしら?もったいないわぁ。なんてミサ中に考える私は不謹慎を通り越して悪魔ささやきレベル……💦 なんて思っていたら、ミサの後に話した他の人も同じことを考えていたそうです😅
ミサが終わって黒い服を着てサングラスをかけた参事官は、参事官というよりはハリウッドスターのようでした。神様、目の保養をありがとう!なんちゃって。(やっぱり不謹慎)

数年前に映画「サン・オブ・ゴッド」でイエスさまを演じた俳優さんも、ものすごく男前で、アメリカでは「イケメンすぎる」と批判の声まであったようです。

サン・オブ・ゴッド [DVD]

どうしてこんなにイケメンな俳優さんを起用したんだろう?と疑問ですね。

そんなこんなで、次の日曜は待降節。世間ではクリスマスの飾り付けが早々とされていますが、教会はこの待降節が始まるとクリスマスの飾りをし始めます。自宅では馬小屋とリース、あとは小さなツリーなどのちょっとしたものを飾る予定です。
今年は早々と、某コーヒーショップでアドベントカレンダーを手に入れたので、毎日それを開けるのも楽しみの一つです。