グレゴリオ聖歌 聖霊の続唱 Veni Sancte Spiritus

早いもので、もう6月。今度の日曜日は聖霊降臨の主日です。
この日のミサでは「聖霊の続唱」が歌われます。実は私、この「続唱」と言われる聖歌が苦手なのです😣 。歌う回数も少ないので、なかなかきちんと歌えるようになりません 💦 今日も仕事を終えてから、楽譜を見ながら練習中……。
この「続唱」、グレゴリオ聖歌では、セクエンツィア(Sequentia)と言います。

5つの Sequentia

Sequentia は Alleruia(アレルヤ唱)または Tractus(詠唱)に続けて歌われ、”Sequentia” はラテン語の “sequor”(〜に続く)という言葉が由来になっています。
9〜15世紀にかけて多くの曲が作られましたが、16世紀半ばのトリエント公会議で4つの曲を残して、廃止されました。その後、1727年に1曲追加され、5曲が公認の曲になりました。

5つの Sequentia

  • 復活祭 ”Victimae paschali laudes” (復活のいけにえに)
  • 聖霊降臨祭 “Veni Sancte Spiritus”(来たりたまえ聖霊)
  • 聖体の祝日 “Lauda Sion”(シオンよ汝の救い主を讃えよ)
  • レクイエム “Dies irae”(怒りの日)
  • 聖母マリアの祝日 “Stabat Mater”(悲しみの聖母) *1727年に追加

典礼聖歌「聖霊の続唱」と “Veni Sancte Spiritus”

聖霊降臨の主日に歌うのは典礼聖歌の「聖霊の続唱」です。この聖霊の続唱の旋律は、なんとなくグレゴリオ聖歌の”Veni Sancte Spiritus”の旋律を感じることができます。作曲した方が「グレゴリオ聖歌の旋律を遠く思い起こして」作曲されたそうです。
典礼聖歌の「聖霊の続唱」は日本語、”Veni Sancte Spiritus”はラテン語ですが、の歌詞の内容はほぼ同じです。

Veni Sancte Spiritus – Catholic Hymns, Gregorian Chant

典礼聖歌「聖霊の続唱」 美しい曲です✨

聖霊降臨で歌うグレゴリオ聖歌と言うと、”Veni Creator Spiritus” (来たり給え、創造主なる聖霊よ)の方がなじみがあると思います。これはグレゴリオ聖歌で、もっとも有名な聖歌と言われている、Hymnus(讃歌)です。美しい曲で、聖霊降臨に歌いたい曲です。✨

Veni Creator Spiritus (Pentecost, Hymn)

聖霊降臨の主日の Introitus(入祭唱)は、”Spiritus Domini”で、こちらも美しい曲です。
Spiritus Domini – Introit