劇団四季「ノートルダムの鐘」とカトリックの私

ステンドグラス

友人と劇団四季のノートルダムの鐘を観に行ってきました。友の会に入っている友人が良い席をとってくれて、前方の真ん中の席!今まで何度か四季の公演を観に行ったことがありましたが、こんな良い席は初めてでした。
いつも後ろや端の席で観ていた私は「迫力と音が違うなぁ」と思いました。美しい歌と素晴らしい踊りで、素敵な1日になりました✨

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だってカトリックなんだもの

宗教色があるこの演目、カトリックの私は「どうでもいいところ」についつい目が行ってしまいました。
登場人物に「大助祭フロロー」なる人がいて、彼は権力者で国王ともお話ができる偉い人という設定でした。そして、素朴な疑問。

「大助祭」ってなに?権力があるなら大司教じゃないの?なんて思ってしまいました🙄

15世紀の話なので、当時のカトリック教会には「大助祭」という偉い人がいたのかしら?と家に戻って調べて見ましたがイマイチ分かりません。「助祭長」という役職の人はいたようですが、「大助祭」なる人が権力を持っていたという情報は見つかりません。

別に、ミュージカルの中のことなので、気にしなくても良いのですが、どうにも気になってしまう私😅

彼の地位は英語では”Archidiacre”と言って、どうやら司教と司祭の間くらいの地位のようです。現在は存在しない階級なので、それを「大助祭」と日本語訳したのかな、と。カトリック信者には何とも気になる言葉に……。当時は、”Archidiacre”の階級の聖職者は司教並みの権力を持っていたようです。

そして、彼の衣装は常に白!しかも、ミサでもないのにカズラ(司式する司祭が身につけるマントみたいな祭服)とストラを身につけています。
うーん。年中祝日……(白い祭服は祝日の色)なんて思ったりして。

いえ、いいんです。衣装ですから。暗めの舞台装置の中では白が映えます。シンボリックで印象的な衣装です。聖職者の平服、黒いカソックではイマイチです。

さらに、彼の被っているカロッタは白。白いカロッタを被るのはローマ教皇なんだけどなぁ……。司教なら赤なんだけどなぁ。最後の方で、黒っぽいカロッタを被っていましたが、なじぇ?黒のカロッタは司祭が被ることがある色ですが、色だけ見れば階級ダウン……😅
被っている位置も後ろ過ぎかと。

いいんです、いいんです、衣装ですから。わかっちゃいるけど気になっちゃう!だってカトリックなんだもの!!

彼が、ロザリオを手に持って登場するシーンがあるのですが、思わず「よかった、首からロザリオ下げてなくて」なんて思ってしまいました。

ラテン語の歌もいちいち気になる

聖歌隊が歌う歌からは、ラテン語の歌詞も聞こえてきます。おなじみの”Kyrie eleison”という歌詞は何度も歌われます。

ん?ここで”Kyrie eleison”って歌っちゃう??と若干の違和感のある場面も。
確かに、「主よ憐れみたまえ」と言えばそうかもしれないけど、この場面でかぁ、なんて。
思わず”Kyrie eleison”と思っているなら、その行いはマズイでしょ!と心の中でつっこんでしまいます。

いいんです、典礼じゃなくてミュージカルですから。でも、気になって仕方がない!😅

そんなこんなで「どうでもいいところ」が気になって仕方がなかった私。
“Salve Regina”の歌詞や”Dies irae”の中にある歌詞が出てきたりもして、色々な意味で楽しめました。

カトリックの人や、グレゴリオ聖歌をやっている人には、3倍くらい楽しめます。また観たいと思う演目です✨

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