「映える背景シート」でロザリオをより美しく

ロザリオの写真を撮影するとき、私は基本的に白背景です。

ここ最近は、「ちょっと雰囲気が変わるかも」と木のテーブルの上で撮影したりしていましたが、基本は白背景です。理由は、ロザリオの色やパーツが分かりやすいから、です。

実は、ずいぶん前に「せっかく綺麗なロザリオなんだから、もっと小物を使って演出して撮った方がいいよ」と言ってくださる方がいました。

その時に、あれこれと小物を置いてみたりしたのですが、イマイチで結局白背景に戻りました。

オシャレな写真が簡単に撮れる?

そして先日、偶然ネットで見つけたのが「映える写真が撮れる背景シート」です。

おしゃれな背景が印刷されていて、その上にアクセサリーを置いてスマホで撮ると、「映える写真が簡単に撮れる」と言うものです。

お手軽な値段だったので購入し、撮影してみると……

恐るべし背景シート!

なんと、ロザリオの雰囲気にぴったりの写真が簡単に撮れるではないですか!

正直、印刷した紙の上に置いたって大したものは撮れないのでは?と思っていました^^;
ですが、撮影した写真を見ると、まるで洒落た小物を置いて撮影しているようです。

よーく見ると印刷されたシートだとは分かりますが、それでも十分な見映えです。

ライティングに注意して、お花を足して撮影すれば印刷シートとはわからないレベルです。

なるほど、こういうのを「映え写真」て言うのね……。
実際に映えているかどうか分かりませんが ^^;、私に撮っては衝撃的な「映え写真」です。

撮影するイメージに合わせて小物を集めたり、セッティングして撮るのは大変ですが、このシートならものすごく楽です。もうちょっと細かい線数で印刷してあって、サイズもB4だと理想的ですが、お手軽な値段のシートなのでそこは妥協。汚しちゃった時のことを考えて予備を買っておこうかな?と思うほどです。

今まで制作したロザリオの写真も、このシートを使って撮り直していますが、めっちゃ楽しい!
でも、あくまで主役はロザリオ。ロザリオが生きるように、色々と工夫しながら撮影しようと思います。

いくつか撮り直したロザリオの写真、なかなか良い感じです。

仕事で撮影するのは白背景ばかり

実は私、20代の頃に、写真撮影の仕事をしていたことがあります。

まだデジタルカメラのないフィルムカメラの頃です。

じゃあ、写真撮影は得意では?と思われますが、私がしていたのはギフトカタログのブツ撮りです。蛇腹のついた大型カメラと露出計を使って、窓のない写真スタジオで、お中元やお歳暮のカタログに載せる切り抜き用の写真(ハムの詰め合わせとか、飲み物の詰め合わせとか)を、白やブルーの背景で撮影していました。

なので、小物を置いておしゃれに撮影する仕事とは全く縁がなく、はっきり言って「おしゃれな写真」を撮る自信は、ほとんどありません。

それが私の白背景写真につながっているのかもしれません。

今も写真撮影の仕事をすることがありますが、ほぼ白背景の切り抜き写真用です。
大手ECサイトに掲載する写真って、背景白というルールがあっておしゃれな小物を使った写真を使うと、レギュレーション違反として最悪「削除」されたりします^^;

そんなこんなで、小物コーディネイトに自信がない私には、まるで救世主のような「映える背景シート」、これを使いながら少しづつ気に入った小物を集めて、いずれは自分でセッティングして撮影できるようになりたいな、と思います。

簡単におしゃれな写真が撮れる背景シートに、現像せずともすぐに確認して撮影し直せるデジタルカメラ。
写真の修正だって簡単にできます。

よい時代だなぁ、なんて思ってしまいます。

……ところで、スマホで写真撮影していると、めちゃくちゃバッテリーを消費することに初めて気づきました^^;