グレゴリオ聖歌 キリストの聖体の祝日の聖歌

ネウマ譜の写真

今年も、レクイエムの練習が始まりました。……なのですが、練習するのは6月のコンサートに歌う曲。去年も同じように5月のコンサートに歌う聖霊降臨の曲を練習し、コンサートが終わったあとからレクイエムの練習に入る、と言うパターンでした。
今年のコンサートは聖体の祝日の曲で、配布された新しい楽譜には6曲。3曲は知っている曲ですが、残りの3曲はほぼ初めて歌う曲です。

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聖体の祝日の続唱 “Lauda Sion”

聖体の祝日にはお約束と言ってもよい曲 “Lauda Sion” は、24節まであるものすごく長い Sequentia(続唱)です。
レクイエムで歌う Sequentia、”Dies irae” も20節までありますが、それより長い!です。
楽譜を見て「うわぁ、”Lauda Sion” きたぁー!😱」と思ってしまったのですが、よく見ると楽譜が5節の途中で切れて、次は21節目”Ecce panis…”になっています。

長いので、省略バージョンで歌います、という先生の言葉に、ほっとしてしまった私です💦(省略パターンでも十分怪しいのですが…)先生がおっしゃるには、長い歌なので省略して歌うこともあるのだそうです。

何度か歌っているにもかかわらず、未だにまともに歌いきった記憶がない”Dies irae”のことを考えると、省略バージョンの”Lauda Sion”にも一抹の不安がよぎってしまいます。単語の読みが怪しくなったり、旋律が途中で迷走しそうになったり(楽譜を見ているのに😰)、今日の練習で既に迷路に入ってしまいました。

みなさん、ちゃんと歌っているのでスゴイです……!既に落ちこぼれる予感😅

けれど、歌ってみたい曲だったので、頑張って練習するしかありません。幸い、”Lauda Sion”はいくらでも音源があるので「耳コピー」に励めそうです。読み間違える単語にはふりがな必須です!

Lauda Sion Salvatorem

“Lauda Sion”をはじめ、”Pange Lingua”, “Adoro te devote”, “Panis Angelicus” など、聖体の祝日に歌われるグレゴリオ聖歌は、この祝日のミサと聖務日課を作成した聖トマス・アクィナスの作詞です。

グレゴリオ聖歌の “Panis Angelicus”

新しい楽譜の中には “Panis Angelicus” がありました。”Panis Angelicus” と言えばフランクの “Panis Angelicus” が浮かびますが、これはグレゴリオ聖歌の “Panis Angelicus” で、フランクの “Panis Angelicus” とは違った美しさがあります。
ずっと前に、この曲を聞いたことがあるのですが、フランクの曲を聴いた後のせいか、「すごくグレゴリオ聖歌っぽいなぁ」と思いました✨

Panis Angelicus

“Verbum Supernum Prodiens” という曲もあるのですが、同じ楽譜の動画(音源)は、見つかりません。別の旋律のものは見つかるのですが、あまりメジャーな曲ではないのかしら?(グレゴリオ聖歌自体がメジャーだとは言えないかも、ですが😅)
楽譜を読むのが苦手な私は、耳コピーできないなぁ、とちょっとがっくり。

今回の曲は、どれもメリスマは控えめで、シラブルです。メンバーの一人が「メリスマが少ないから、まだ歌いやすいわねぇ」と言っていたのですが、私はメリスマ多めの曲の方が歌いやすいです。
なぜかと言うと、シラブルな曲は単語の読みで迷うと、あっという間に置いていかれるからです😭 けれど、メリスマが多い曲は単語の読みや発音に迷っても、メリスマの間に追いつけます!😅(←なんて後ろ向きな理由)

……と言うことで、次回の練習までに、怪しいところにはしっかりフリガナふっておかなくちゃ💦です。

“Lauda Sion”の長ーい歌詞

最後に、長ーい”Lauda Sion”の歌詞です。長いので21節目から歌うパターンもあるようです。

Lauda Sion

Lauda Sion Salvatorem
Lauda ducem et pastorem
In hymnis et canticis.

Quantum potes, tantum aude:
Quia major omni laude,
Nec laudare sufficis.

Laudis thema specialis,
Panis vivus et vitalis,
Hodie proponitur.

Quem in sacrae mensa cenae,
Turbae fratrum duodenae
Datum non ambigitur.

Sit laus plena, sit sonora,
Sit jucunda, sit decora
Mentis jubilatio.

Dies enim solemnis agitur,
In qua mensae prima recolitur
Hujus institutio.

In hac mensa novi Regis,
Novum Pascha novae legis,
Phase vetus terminat.

Vetustatem novitas,
Umbram fugat veritas,
Noctem lux eliminat.

Quod in cena Christus gessit,
Faciendum hoc expressit
In sui memoriam.

Docti sacris institutis,
Panem, vinum, in salutis
Consecramus hostiam.

Dogma datur Christianis,
Quod in carnem transit panis,
Et vinum in sanguinem.

Quod non capis, quod non vides,
Animosa firmat fides,
Praeter rerum ordinem.

Sub diversis speciebus,
Signis tantum, et non rebus,
Latent res eximiae.

Caro cibus, sanguis potus:
Manet tamen Christus totus,
Sub utraque specie.

A sumente non concisus,
Non confractus, non divisus:
Integer accipitur.

Sumit unus, sumunt mille:
Quantum isti, tantum ille:
Nec sumptus consumitur.

Sumunt boni, sumunt mali:
Sorte tamen inaequali,
Vitae vel interitus.

Mors est malis, vita bonis:
Vide paris sumptionis
Quam sit dispar exitus.

Fracto demum Sacramento,
Ne vacilles, sed memento,
Tantum esse sub fragmento,
Quantum toto tegitur.

Nulla rei fit scissura:
Signi tantum fit fractura:
Qua nec status nec statura
Signati minuitur.

Ecce panis Angelorum,
Factus cibus viatorum:
Vere panis filiorum,
Non mittendus canibus.

In figuris praesignatur,
Cum Isaac immolatur:
Agnus paschae deputatur
Datur manna patribus.

Bone pastor, panis vere,
Jesu, nostri miserere:
Tu nos pasce, nos tuere:
Tu nos bona fac videre
In terra viventium.

Tu, qui cuncta scis et vales:
Qui nos pascis hic mortales:
Tuos ibi commensales,
Cohaeredes et sodales,
Fac sanctorum civium.
Amen. Alleluja.

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