ひとりだけの聖歌隊 苦手な曲で冷や汗ダラダラ 

うなだれる天使

喉の調子を心配しつつの今日の夕ミサ。答唱詩編の先唱さえ歌いきれば何とかなる、と思って行ったのですが、なんと、本日の聖歌隊、私とオルガニストさん2人っきりでした!入祭から閉祭まで1人で歌わなければなりませんでした😱
こんな時に限って、ほぼ初めて歌う曲が3曲も。その上、喉のコンディションもイマイチで高音域がものすごーく心配でした。せめてもの救いは天使ミサ曲の週だったことでしょうか。

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ミサの始まりは大忙し

時々、皆の予定が重なってしまって1人で歌わなければならないことがあります。今までも歌う人が2人で、一方が先唱で楽廊にいないと入祭からしばらくは1人で歌う、ということはあったのですが、最初から最後まで1人で歌うは初めてです。

私の所属教会では、答唱詩編の先唱を歌うときは、楽廊ではなく会衆席で待機します。結構な段数の階段を降りて、聖堂の入り口から待機場所の最前列あたりまでは、結構な距離があります。
なので、いつもミサが始まる前にそこに移動するのですが、今日は移動してしまうと、入祭とKyrieを歌う人がいなくなってしまいます。(待降節なのでGloriaは歌いません)

……ということで、今日は楽廊で入祭を歌い、Kyrieの最後の音を歌いながら、楽廊から階段を駆け下り早足で聖堂の前列の席まで移動しました。
ギリギリセーフくらいで、やや息切れ気味💦

答唱詩編を歌う時は、緊張よりも、これから閉祭の歌までどう喉を持ちこたえさせるかを考えて歌っていました。皆が歌う部分はちょっと抑え気味で……、という感じです。
全力で歌ってしまうと、この後が持ちこたえられません。なんてたって1人なのでゴマかせません!😭

こんな時に限って、ミサで歌う曲は、ほぼ初めて歌う曲でキーも高め、そして私が苦手な旋律です。

他力本願を反省

家で数回練習したとはいえ、いつもの如く「みんなで歌えば何とかなる」と他力本願気味で「ちゃんと歌える」レベルではありませんでした。

ミサ前に一通り練習し、何とかするしかない!という感じでした😣

もう、間違っても、しれっと歌うしかありません。

で、しれっと歌いました。
詩編の音程が怪しかったところがいくつか、高音が出なくてごまかしたところがいくつか。
きっとオルガニストさんも伴奏しながらヒヤヒヤしていたのではないかと思います😅
もう、申し訳ないやら、情けないやら……。

拝領の歌は長いので(3分くらい)途中で喉がガラガラ、閉祭の歌の頃は、もうヨレヨレです。
正直なところ、心配なく歌えたのはグレゴリオ聖歌の天使ミサ曲だけです。
今日のミサに来られたみなさま、お聞き苦しい声だったと思います。すみません……💦

苦手な曲も、人に頼らずに歌えるようにしておかないと、こんな日は冷や汗ものです。先唱を歌うよりも緊張した「ひとり聖歌隊」でした。

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