不安と祈りとロザリオと

土曜日の夕ミサから、規模縮小・厳戒態勢で再開予定でしたが、やはり当分の間は中止が続くこととなりました。正直、当たり前と言えば当たり前……という感じです。
復活祭を前に、神父様たちはどうにかしてミサが出来ないかと考えてくださったのだと思います。ぎりぎりまで考えての中止延長決断だったと思います。

聖堂には祝別済の枝と、聖書と典礼、「霊的聖体拝領の祈り」そして「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」のプリントが用意されていました。

「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」は、カトリック中央協議会のサイトにもアップされています。

毎日、一体、いつまでこんなことが続くのだろう?と思います。普通に暮らせる日常がどれほど幸せだったのか、と思います。

今月末から始まる予定だったグレゴリオ聖歌のクラスも中止となり、みんなで歌を歌えるのはいつのことになるのだろう?と思います。

世界中が危機的状況で、医療崩壊してしまった国のニュースを見ると心が痛むばかりです。そして、後手後手の日本政府の対応が、同じような医療崩壊を起こしてしまうのではないかと、とても不安です。

あまり、ここで批判的なことは書きたくないのですが、日本政府は本当に国民の命と生活を守る気があるのか?と思ってしまいます。

もう、私は恐ろしさしか感じません。新型コロナはもちろんですが、日本政府に対してもです。他国は「外出禁止+給付金」で、感染拡大を防ごうとしていますが、日本はどうなっているのやら…………。

首相官邸のウェブサイトには、意見を送れるページがあるのですが、私はそこに「どうか国民の生活を守ってください」という内容のメッセージを送ってしまいました。果たしてそれがちゃんと届くのかはわかりませんし、私の言葉が何かを動かすとは思っていませんが、何もせずにはいられませんでした。(友人は怒りのメッセージを送ったとかなんとか……😅)

私も、今できる仕事はロザリオ作りだけとなり、ある意味、ロザリオ作りで生活するという夢が叶ったのかしら〜☺️なんて前向きに考えていますが、一人暮らしなので生活のことは……、うーん。考えたくありません!💦
同じ様に不安な思いをしている人は大勢いるので、今はみんなが辛い、と頑張っているのですが……

こんな時に、国民を守ってくれない政府って、何だかとても悲しいです。

先日、仕事関係の知人から自宅のパソコンを使って新型コロナウイルス解析支援ができる、と教えてもらいました。私はデザインの仕事をしているので、Macintoshを持っています。けれど仕事がないのでほとんど使っていない状況。高性能のパソコンを遊ばせておかなくてもいいじゃない!と、思って参加しています。

Folding@homeの公式サイトからアプリをダウンロードして実行するだけでなので、パソコンを持っていれば誰でも参加できます。関心のある方は是非!
ここで参加方法が詳しく紹介されています。

私のできることは微々たることですが、少しでも何かできたら、と思います。

自分にできることをしたら、あとは、ただただ、神様に祈ることしか出来ない、そんな気分です。
そして、どんな時も何が起ころうとも、他人への思いやりを忘れないように、と思っています。

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コラム

Posted by Francesca