真夏の楽廊 もんわり熱帯地獄

今年も猛暑・酷暑の夏がやってきました。

土曜の夕方、ミサに向かう道は西陽に照らされ、教会に着く頃には『溶けきったアイス』みたいな気分になります。

熱中症予防の飲み物と干し梅、そして凍らせたタオルと保冷剤は必須です。

神父様がミサの準備を始めるタイミングで大聖堂のエアコンが入るのですが、楽廊は上の方にあるので、なかなか涼しくはなりません。

もんわりと暑い空気が溜まって、もうサウナ状態です。

楽廊は熱帯仕様

楽廊にもエアコンはあるのですが、2台のうち1台は諸事情で使用禁止。残りの1台と扇風機を使っていますが、これがなかなか涼しくはなりません。暑くないレベルになれば良いのですが、これもなかなか。

聖堂の中央通路に巨大なサーキュレーターがあったらいいのになぁ、なんてことを考えてしまいます。

ミサ前の練習の時は、そんな暑さで頭がクラクラして、いくつもある詩篇などはどこを歌っているかよく分からなくなったりします。

暑さでヨレヨレになりながら、扇風機の前に陣取ったり、扇子やうちわで風を送りながらだったり、側から見れば「かなりグータラ」な状況で練習していたりします。私は冷凍タオルを首に巻いたり頭に乗せたり(温泉?)です。

ちょうど良い冷え具合になるのは、ミサが終わる頃で、閉祭の歌が一番楽に歌える気がします。

年代物エアコン 冷房モードに変わらない?!

先日の土曜日は、年代物のエアコンが送風モードから冷房モードにならず、サウナ状態でした。切り替えるボタンがダメになっているらしく、運転モードを切り替えるには「かなりのコツ」が必要と判明。

冷房モードに切り替えができたので良かったのですが、あのまま送風モードだったら……と考えると恐ろしいです。

会衆席は、楽廊よりもずっと涼しいのですが、それなりに暑くみなさんエアコンの涼しい風が出てくる近くに座るので、楽廊から会衆席を見ると、中央のブロックが閑散として、左右のブロックに人多めなのがよく分かって面白いです。

まだまだ続く暑い夏、なんとか工夫して乗り切りたいです。