受難の主日 久しぶりの聖歌とシュロの十字架

先日は受難の主日(枝の主日)でした。
土曜の夕ミサでは、久しぶりに答唱詩篇以外の聖歌を歌いました。その日のオルガニストさんが「枝の行列の歌、歌った方が絶対に良いよね」と神父様と交渉して歌えることになりました。もちろん、歌うのは聖歌隊(3人しかいないけど😅)だけですが……

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2年ぶりに歌った聖歌

年に一度しか歌わない聖歌で、しかも去年はミサがなかったので「枝の行列」で歌う聖歌を歌ったのは一昨年のこと。

歌いたいよねぇ、と言いながらオルガニストさんの「じゃ、とりあえず練習しとく?」の一声で、2,3回練習……。

うっかりすると「あっ、上がるの間違えた」となる歌です。まだ時間はあるし、歌えることになったらもう一度練習できるよね、と思っていましたが、これがなかなかバタバタでした💦

オルガニストさんが神父様と交渉した後、今度は朗読をどうするかと言う話になりました。土曜日の朗読者は前もって決まっておらず、アテてにしている方がミサに来ないと「朗読お願いー」と聖歌隊にヘルプがきたりします。

そして、受難の主日の福音朗読は『寸劇』(?)形式。本文、イエス様、ピラトや磔にされた罪人その他、民衆のパートがあって、司祭、朗読者、会衆でそれぞれの部分を読みます。

そして、私は第二朗読とピラトとその他を読む事となりました 💦

セリフになっている部分なので、ついつい演技が入ってしまいそうです。やりすぎるとマズイので要注意……。高校生の頃、教科書をそのように読んで先生に「やりすぎ」と言われた記憶があります😅

朗読者を決めたり立ち位置を確認したり、バタバタしている間にミサの始まる時間になってしまいました。歌は怪しいままだし、自分の朗読箇所すらまだきちんと読んでいないのに〜!と冷や汗ものでした 😱

歌って朗読して、楽廊から会衆席へ走ったり、忙しいミサでしたが、やっぱり聖歌が歌えるミサっていいなぁ、と思いました。

そのうち、入祭の歌は歌ってもいいってならないかしら〜?

シュロとソテツ、どっちが好き?

ところで、枝の主日の枝、私の所属教会ではシュロとソテツの2種類が用意されるのですが、皆さんはどちらの枝を手に取りますか?

私はなぜかソテツ。両方1本づつ、もらっていた事もあるのですが、ここ数年はずっとソテツです。土曜日はソテツしか用意されていない事も理由の一つなのですが、両方あってもソテツの方に手が伸びます。

でも、ソテツって痛いのですよねぇ……。葉っぱの先が鋭いので突き刺さって…… 😅

私は貰った枝を、花瓶のようなものに挿しておくことが多いです。大きめの時は、ドライフラワーの如く、壁に吊るしたりする事もあります。
けれどこれ、緑色の間は綺麗なのですが、乾燥してくると丸まって、ベージュのエイリアン(って思うのは私だけ?)みたいになって、見た目は微妙な感じになります😅 さらには先がさらに鋭くなって、うっかり触ると痛いです 😣

じゃ、シュロの方を貰えばいいじゃない、と思うのですが、なぜかいつもソテツを貰ってきてしまいます。。

あの深い緑色と細長い葉っぱがきれいで、私好みなのかもしれません。

シュロの十字架の作り方

さて、シュロをもらう人の中には、あの細長い葉っぱを、上手に十字架に編んでいる人もいます。
私も一度挑戦した事があるのですが、適当にやったら上手くできませんでした😣

どうやら、編み方があるようで、探してみたらちゃんと作り方が動画やイラストで解説されていました。

ガシガシに乾燥して凶器と化したソテツよりも、十字架に編んだシュロの方が飾って置きやすい!と思いました。

解説している方のアクセントがなんとも良い感じです。

これ以外も少し違った十字架の作り方など、調べると色々とありました。

こちらはバラの花に。たくさん作って十字架とアレンジしたものは、もはやアート作品!キリスト教国の方々は、シュロの葉でいろいろなものを作っているようです。

うーん、シュロも貰ってくればよかったなぁ……。去年はしばらくの間、祝福済みの枝が置いてあったので、来週、シュロがあったら貰ってこようかしら?なんて思ってしまいました。

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カトリック

Posted by Francesca