“平和の挨拶”で固まる 〜私が洗礼を受けるまで 3 〜

初めてで、何をやっているのかさっぱりと分からなかったミサ。それでも、ずっと遠かった神様を少し近くに感じられて、とてもうれしい気持ちでした。そして、ミサも中盤をすぎたころ、それは突然やって来ました。

平和の挨拶、それは突然に

初めてミサに行くと、びっくりすること(と言うより戸惑う)間違いなしのシーンがあります。「平和の挨拶」と言って「主の平和」と言いながら周りの人と挨拶をするのですが、初めての人には「えっ?何が起こってるの?😰 」となる場面です。
それは突然やってくるので、びっくりしました。ミサの流れがわかってしまえば、それは「突然」ではなくなるのですが、「右も左も分からない」初めてのミサでは「何事が起こったのか??」とドッキリします。
シスターが一緒だったので、「こうするのよ」と教えてもらえましたが、ひとりで来ていたら、固まっていたと思います。
それから毎週教会に行くようになっても、しばらくは、「平和の挨拶」にはドキドキしていました。

祝福をしてもらう

「平和の挨拶」が終わって「あぁ、びっくりした」と思っていると、また歌って次に「聖体拝領」が始まります。「聖体」というのは、言葉そのまま聖なる体、つまり「キリストの体」と言う意味です。このキリストの体となったパンをもらうのが「聖体拝領」です。これは、カトリックの洗礼を受けた人だけがもらえます。
カトリックの洗礼を受けていない人は、座って待っているか、神父様から祝福をしてもらうことができます。

私は、「初めてだし、よく分からないから座っていればいいや」と思っていたら、シスターが「祝福をしていただきましょう。神様からのお恵みですから」と笑顔でおっしゃるではないですか。
えぇぇ……、どうすればいいのか分かりませーん!😫 と戸惑いながらも、シスターに連れられて皆が並んでいる列に並んでしまいました。「大丈夫、祝福をお願いしますって言って、頭を下げればいいのよ」とシスターに言われたものの、私の心臓はドキドキでした。神父様なんて近くで見るの初めてだし、何やってるのかよく分からないし……。
とはいえ、せっかく教会に来たのだし、と覚悟を決め(?)ました。

自分の順番が来て、神父様の前に行って「しゅ、祝福をお願いします💦 」と噛みそうになりながら言うと、神父様がお祈りの言葉を唱えてくれました。
そして、「退場の仕方をきいてなかった……」と焦りながら、周りの人がするのと同じように祭壇に向かって一礼して、挙動不審気味になりながら、席に戻りました。
ドキドキして、焦りましたが、気分はとても良かったのを覚えています。

ミサが終わると、シスターが「初めてのことで疲れたでしょう?」と笑顔でおっしゃいました。シスター曰く、何回か来ているうちに分かるようになるから大丈夫よ。
私が「また来週も来てみます」と言うと、「無理せずにね。ゆっくりでいいのよ」とおっしゃいました。けれど私は「最初が肝心、来ると決めたら毎週来る」と心に決めていました。間を開けると、きっと来れなくなってしまうと思ったからです。

それから今まで、仕事と体調不良で3回ほど日曜のミサに行けなかった日はありますが、それ以外は行かなかった日はありません。日曜日の朝、早起きになりました。✨