グレゴリオ聖歌 四旬節のKyriale(キリアーレ)

ふと、四旬節や聖週間のグレゴリオ聖歌はどんなものがるのだろうと、Liber Usualis (グレゴリオ聖歌集)を開いてみました。このLiber Usualisはものすごく分厚い聖歌集で2000ページ近くあります。
グレゴリオ聖歌を始めてから、どうしても欲しかったLiber Usualisは日本で入手するのは難しく、海外からの購入でした。Liber Usualisを無料でダウンロードできるサイトもありますが、やはり本になっていたほうが使いやすいです。
ネウマ譜の読み方や解釈、聖歌の索引も載っていて便利にできているらしいのですが、解説は英語でラテン語も混ざっているので、私はまだ使い方がよくわかっていないのが勿体ないところです。誰か教えてくれないかしら〜😅

今回も、聖週間の聖歌を調べようとしたのですが、聖週間のページだけで200ページくらいありました。知っている歌は、あるかしら〜?と探さないといけません。

四旬節のKyriale

それならば、と四旬節はどのKyrialeが使われるのだろうと調べてみました。
Kyrialeはミサ通常文聖歌にあたるもので、1〜18番まであります。季節や祝日によって何番を歌うかが変わってきます。私がいつも歌う天使ミサ曲は8番の “De Angelis” で、待降節と四旬節の主日は17番の “Kyrie salve”、 “Credo” は4番です。平日は18番の “Deus genitor alme” のKyrie A を歌うようです。(間違っているかも……💦 )
Kyrialeは、”Kyrie”、”Gloria”、”Sanctus”、”Agnus Dei” がセットになっているのですが、17番と18番には “Gloria” はありません。待降節と四旬節はミサで「栄光の賛歌」を歌わないので、グレゴリオ聖歌の “Gloria” も歌いません。

Kyrie XVII (Sundays in Advent & Lent)

Kyrie XVIIのKyrieはA〜Cまで3つあります。これは Kyrie C です。

Agnus Dei XVII (Sundays in Advent & Lent)

Sanctus XVII (Sundays in Advent & Lent)

Credo IV

Credo は1〜6番まであります。天使ミサで歌われるのは3番、四旬節の Kyriale 17番にはこの4番。個人的にはこの4番がいちばん好きかも。

Kyriale いろいろ

四旬節の後の復活節はKyrialeの1番 “Lux et Origo” です。”Lux et Origo” はラテン語で「光とはじまり」という意味です。復活節にふさわしい名前ですね。
聖霊降臨後の年間主日(普通の主日)は11番の Kyriale、聖母の祝日は9番か10番を歌うようになっています。個人的には9番の Kyriale “Cum jubilo” が好きです。私が初めて聞いたグレゴリオ聖歌がこの “Cum jubilo” だったからかもしれません。特に、”Kyrie” の旋律はとても美しいと思います。
今のところ “Kyrie” しか歌えませんが他の曲も歌えるようになりたいな、と思っています。

Kyrie IX (Cum Jubilo)