受難の主日 土曜日のミサは人少なめだったので

昨日の土曜の夕ミサは、いつもよりも人が少なめでした。受難の主日だからかもしれません。

受難の主日を含めクリスマスや復活祭など、いつもは土曜日の夕方という方も、行事がある時は日曜日に(も)行くという方も結構いらっしゃるように思います。静かな土曜日と違って日曜の9時半は人も多く、違った雰囲気です。(外も明るいし)
私はクリスマスと復活祭は日曜の朝も行きますが、今朝のミサは「昨日枝も貰ったし、まあいいか」とグータラ信者を発揮しています。

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今年も「寸劇」を読む

受難の主日と言えば、枝の祝福と行列、そして「受難の朗読」です。

受難の主日と聖金曜日に読まれる「受難の朗読」は特別に長い朗読で、役割分担(司祭と朗読者二名と会衆)をして読みます。役割分担するのは受難の出来事を生き生きと再現するためだそうです。(……と聖書と典礼には書いてあります)

語り手以外はセリフ形式なので、この「受難の朗読」を「寸劇」と言っています。

私はこの受難の朗読を、語り手も登場人物も読んだことがあります。語り手は読む量が多いのですが、それよりも最後の方の「沈黙のうちに祈る」箇所をどれくらい沈黙するかで悩みます。私はゆっくり十数えます。

今年は読まなくてもいよね、と思っていたのですが、朗読者が確保できずミサ開始5分前に「じゃ、私が第二朗読むよ」となったので、今年も受難の朗読に参加することになりました。

去年も登場人物の箇所を読んだ気がします。

久しぶりに歌って朗読して献金係をして、めちゃくちゃ忙しかったです。

聖歌もドーンと暗くゆっくりなテンポなので、ミサが終わる頃には「あぁ、疲れた」となってしまいました。

「カルワリオ」って何?

ところで、「カルワリオ」って何かご存知ですか?きっとベテランの信者さんならご存知だと思うのですが、私は知りませんでした。

昨日のミサでカトリック聖歌集の「カルワリオの」を歌ったのですが、「カルワリオ」って何となりました。

聖歌の歌詞から推測するにイエス様が十字架にかけられた場所っぽいな、と思っていました。

でも、それって「ゴルゴタの丘」だし

調べてみたら、その「ゴルゴタの丘」のことでした。

ラテン語では"Calvaria Locus"と言います。その"Calvaria"から派生した「カルワリオ」と言う呼称を日本のカトリック教会では使うことがあるのだそうです。(「ゴルゴタ」はアラム語だそうです)

今はカトリック聖歌集くらいでしか見かけない言葉なので、カトリック聖歌集の聖歌が多く歌われていた時代には「カルワリオ」と言う言葉もよく耳にしたのかもしれません。

シュロを十字架に

さて、昨日のミサで私はシュロとソテツの両方をもらいました。ソテツ、痛いのでやめておこうかと思いながら青々とした色に惹かれて(しばらくすると茶色くなっちゃいますが)結局手にとってしまいます。

シュロは十字架を作りたかったので貰ったものの、一年に一度しか作らないのでいつも作り方を忘れてしまっています。どうやったっけ?と何度もやり直すので最初の一つ目はヨレヨレになります。

そして、幅や長さを適当にしか揃えないので、いつも不恰好な十字架になってしまいます^^;

今年は3つできました!形はイマイチですが大きさのバランスはいい感じ、な気がします。

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カトリック

Posted by Francesca