ミサで初めて唱えた「二ケア・コンスタンチノープル信条」

先日、ミサで初めて「ニケア・コンスタンチノープル信条」を唱えました。今までは「使徒信条」だったのですが、これからは「ニケア・コンスタンチノープル信条」(勝手に略して『ニケコン』)を唱えるのだそうです。

……ってことは、歌う場合もニケア・コンスタンチノープル信条の方になるのかしら?私、楽譜すら見ていない気がします。(←明らかに見ていない)

ラテン語のCredo(グレゴリオ聖歌のニケコン)なら歌えるのだけどなぁ……。
※ラテン語のCredoは「信条」と言う意味で、この「信条」=「ニケア・コンスタンチノープル信条」

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ニケア・コンスタンチノープル信条と使徒信条

なぜニケア・コンスタンチノープル信条になったのかは聞いていないので知らないのですが、今のところ、神父様によっては使徒信条だったりするので「絶対ニケア・コンスタンチノープル信条で!」ではないっぽいです。

昨年の待降節からミサの式次第も変更されて、何だかまだ新しい式文に慣れられず、ぼやっとしている『あなたとともに』のところで、ついつい今までの『司祭とともに』の方が出ちゃいます。

それにしても、長〜いニケア・コンスタンチノープル信条。覚えられる気がしません。歌ったら覚えられるかも知れませんが、ラテン語のCredoも半分くらいしか覚えていないので、怪しいところです。

使徒信条はニケア・コンスタンチノープル信条の要約バージョンで、元々は洗礼式で使うものだったそうです。

ラテン語でミサを行っていた時代はニケア・コンスタンチノープル信条のみ(そもそもラテン語の典礼書はニケコンのみで使徒信条は載っていない)だったのが、第二バチカン公会議以降、使徒信条も併用可となったところ、使徒信条の方が多く使われるようになったとか。

読んでみると分かるのですが、ニケア・コンスタンチノープル信条の方は使徒信条よりも「キリストの神性」がとても強く出ているので、ミサではこちらを唱えた方が良いのだろうな、と感じます。(長いけど……)

新しいミサ曲とグレゴリオ聖歌

まだ、歌う機会はありませんが、新しいミサの式次第に併せて、ミサ曲も新しくなり「いつか歌える日」に備えて、昨年から時々練習しています。(ニケア・コンスタンチノープル信条も歌えるようにしておかないとなぁ)

新しいミサ曲はA、B、Cの3つがあるのですが、その中のミサ曲Aは、グレゴリオ聖歌のKyrialeをベースに作曲され、グレゴリオ聖歌の旋律も残しているそうです。

何番のKyrialeを使っているのか、ものすごく気になっていたのですが、昨年の秋、最初にダウンロードした楽譜には記載されておらず謎のまま。

Groliaは天使ミサ曲で間違いナシ、『キリエ』は、ほぼ16番(XVI)のKyrieまんま。残りのミサ曲は謎……、だったのですが、ある日、楽譜が更新されていました。
何か変更があったのかと思ってダウンロードし直したところ、参照したKyrialeが記載されていました。

謎だった2曲、『感謝の賛歌(サンクトゥス)』は、9番(IX)ののCum  Jubiro、『平和の賛歌(アニュス・デイ)』は『いつくしみの賛歌(キリエ)』と同じ16番(XVI)でした。

平日のミサで歌われるKyrialeと祝日に歌われるkyrialeがミックス状態です。私は今までKyrialeはバラして使うものではないと思っていたので、ちょっと衝撃的でした。バラしてもいいんだ……と。

(新しい聖歌を作るにあたって旋律を参照しただけで、バラしたわけではないのですが)

3つのミサ曲は一通り練習して、何とか歌えるので、復活祭に歌わせてくれないかしら?なんて思ったりしています。

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カトリック

Posted by Francesca