グレゴリオ聖歌 Veni redemptor gentium

ネウマ譜の写真

今月から、またグレゴリオ聖歌のクラスが始まりました。この時期に練習する曲のほとんどは待降節の聖歌で、1曲を除いて去年も歌った聖歌です。……のはずなのに、あれれ?という感じ。ほぼ1年ぶりに歌う曲は、やっぱり忘れてしまっていたり、怪しいくなっていたり。

来月はラテン語とグレゴリオ聖歌でのレクイエム(死者のためのミサ)、その次はクリスマスのコンサート、という具合にあっという間に1年が終わりに向かっていきます。

“Veni redemptor gentium”と「いま来たりませ」

Veni redemptor gentium

さて、今回の新しい曲は”Veni redemptor gentium”です。去年1節目は歌ったので、全く初めてではありませんが、今回は7節目まで全部を歌います。

うーん。長い……。
見慣れていないラテン語の単語の読みが怪しい限りです。こっそり読み方をカタカナで書き込んでみたり、読み間違えそうなところには印をつけるものの、歌い始めるとあっさりと間違えてしまいます。

最後の7節目は、歌いながら「ん?この歌詞歌ったことがある」と思っていたら、”Conditor alme siderum”の6節目と同じ歌詞でした。

Veni redemptor gentium [inno] Canto ambrosiano, Tempo di Avvento – Cantori Gregoriani

賛美歌21 229 いま来たりませ

この”Veni redemptor gentium”と似た日本語の聖歌があります。賛美歌21の229番「いま来たりませ」です。賛美歌21は主にプロテスタント教会で歌われる聖歌集なので、あまりカトリック教会では歌われない聖歌かもしれません。
この曲は、マルティン・ルターが作詞作曲したもので、ラテン語のアンブロジオ聖歌に基づいて作られたものだそうです。

アンブロジオ聖歌は、4世紀にミラノの大司教だった聖アンブロジウス司祭の名前に由来する聖歌で、北イタリアのミラノ典礼で使われる聖歌なのだとか……。
アンブロジオ聖歌はグレゴリを聖歌とはちょっと違った聖歌で、グレゴリオ聖歌のCDなどには一緒に収められていることがあります。素人の私には、何が違うのかうまく説明できませんが💦

賛美歌21 229

私の所属教会では待降節になると、時々、賛美歌21の聖歌も歌います。カトリック聖歌集や典礼聖歌集には乗っていない聖歌や、同じような旋律と歌詞の聖歌があったり、とても興味深いです。