グレゴリオ聖歌 少人数練習でボロが出る

ネウマ譜の写真

月に一度のグレゴリオ聖歌の練習には、いつも20人前後のメンバーが参加しています。けれど、この前の練習は皆の予定が重なってしまったのか半分以下の人数でした。
しかも、途中で半分以上のメンバーが用事で抜けなければならず、残ったのは私を含め4人になってしまいました。いつもベテランのお姉様方をたよりに歌っている私には、緊急事態です😅

スポンサーリンク

果たして、私は歌えているのか?

4人を前に、先生は「じゃ、4人で頑張りましょうか」とバラバラに座っていた私たちを一カ所に集めました。練習の時、いつも同じ場所に座るせいかあまり知らないメンバー同士です。
私は「自分より歌える人」がいるのかが気になっていました。イマイチ自信のない箇所がいくつかあるので「頼りにする人」を見つけようという魂胆です。……が、もしや、この中では私が一番古い、かも💧 あぁ、歌えるかなぁ、と心配になってきました。

けれど、自信がないからと小声で歌っていては、指導してくれる先生にも申し訳ないし、少人数で指導してもらえるのはとても貴重な時間です。いつも人に頼って、ごまかして歌っていた箇所を、きちんと歌えるようにする機会と思うことにしました。

歌い始めると、人数が少ないので音程の狂いや発音の怪しい所が、とてもよく分かります。
あぁ、私ってこんなに歌えていなかったんだなぁ、と反省……。ベテランのお姉様方に頼りきりではいけないなぁ、と。
そして、先生の合図を見て歌わなくてはならないのに、いつもより慎重に歌うので楽譜から目が離せないという有様💦 かなり必死です。

やっぱり半音が苦手

特に、Graduale は何となく歌えるつもりになっていましたが、音程が微妙に狂う所やブレスしてはいけないところでブレスしてしまったり。
実は、私は半音の音が苦手で、ファとシの音が少しずれてしまうことがあります。同じように楽譜にシャープやフラットがついていても同じようなことが起こってしまいます。グレゴリオ聖歌にはシの音によくフラットがついていて、これが一番苦手です💦

グレゴリオ聖歌を始めた頃は、自分の苦手な音すら分からなかったのですが、最近は自分が音を外しやすいところが分かってきたので、そこを集中的に練習するようにしています。
自分で音程をコントロールできないくせに、自分の音がずれているのは分かるのでものすごく気持ち悪いです😅

Requiem aeternam (Graduale) | Missa pro defunctis

苦手な部分は何度も聴いたり、自分でキーボードを叩いて音程を合わせたり、地道な努力をするしかありません。
私の場合は、キーボードを叩きながら同じ音程で歌えるまで繰り返すのが効果的なようです。

今は、音をとるのに必死ですが、もう少し余裕を持って「祈りの言葉」を歌えるようになりたいと思います✨

スポンサーリンク