「ヨブの涙のロザリオ」のビーズが入荷

ヨブの涙のロザリオのビーズ

先日、連休前に注文してあった「ヨブの涙のロザリオ」のビーズが届きました。このビーズは私にとっては入手困難なタイプですが、いつもパーツを仕入れているお店にあったので試しに注文をしてみました。
このビーズは「数珠玉」という草の実で、田舎の方へ行くといくらでも生えているような気がします。なので、自分で収穫してビーズにすれば良いのですが、ビーズにするまでがとても手間なので、自ら収穫・加工する気にはなれませんでした💦
日本国内では、時々「お手玉の中身用」の数珠玉が売られていたりしますが、ビーズにしたものは無いかしら?と思っています。

スポンサーリンク

ヨブの涙のビーズの準備はピンセットとワイヤーで

というわけで、海外から届いた「ヨブの涙のビーズ」は白からグレー、濃い茶色までいろいろな色が入り混じった優しい雰囲気のビーズです。草の実なので、普段使っているビーズのように大きさも均一ではありません。
いろいろな色が混ざっているのは良いのですが、大きさはある程度揃えたいところ。60個ワンセットのビーズをいくつか購入したので、それを全部開けて、大きさで選別するところからロザリオ作りの準備が始まります。

実はこの「ヨブの涙のロザリオ」は、通常のロザリオを作るよりも数倍の手間がかかります。
大きさ別に分けたら、今度は、数珠玉の芯を取り除きます。ビーズの穴は開いているので、その中に残った芯を取り除くといったほうが正しいかもしれません。

ヨブの涙のビーズ
数珠玉の頭には、ぴょんぴょんと芯が飛び出しています

ビーズの穴から、残った芯がちょこちょこと出ています。これをワイヤーとピンセットを使って1個づつ丁寧に取り除いていきます。この時間で1本ロザリオが出来上がりそうです!😅

芯を綺麗にしていくと、こんな感じになります。

ヨブの涙のビーズ
ワイヤーとピンセットで芯を取り除いてスッキリ

時間も手間もコストもかかる「ヨブの涙のロザリオ」。今回は4セット分のビーズで1本分のビーズを選別しましたが、それでも大きさや形はまちまち。自然の素材なのでそれが魅力。……とは言え、仕入先のお国柄なのか、サイズのバラつきがおおらかすぎる気がしました。使えないビーズもあるので、コストパフォーマンスが悪く、ロザリオ自体のお値段が上がってしまう始末💦

小さすぎるものは、それを集めてミニミニロザリオを作ろうかな、と考えています。

ヨブの涙のロザリオの魅力

このロザリオは、チェコビーズやスワロフスキーを使ったものと違い、とても地味で素朴な仕上がりになります。そして、オリーブウッドなどのウッドビーズで作ったロザリオとは違った素朴さがあります。草の実なので、時間とともに色が変化していったり、使うほどにツヤが出てきたり、一味違う魅力があるのが「ヨブの涙のロザリオ」です。

チェコビーズなどは、同じ色とパーツを使えば同じロザリオを作ることができますが、このロザリオに使うビーズは、色も大きさも同じものはありません。そんなところから、出来上がったロザリオは「世界で一つのもの」と言っても良いかもしれません。

今回はちょうど、このビーズを発注した後に「ヨブの涙のロザリオ」を作れませんか?というお問い合わせを頂いて、お作りすることになりましたが、今後は素材の都合上、納期のお約束ができませんのでオーダーとして承ることはできません。「材料が調達できた時のみ」(そして、私の気が向いた時?😅)の制作なります。

次回このビーズが入手できた時に制作する予定ですが、制作のご予約なども承ることが出来ません。ごめんなさい。

スポンサーリンク