ヴァティカンのスイス衛兵 なぜスイス?

スイス衛兵

ヴァティカンのミサを動画などで見ている時に、気になることがあります。それは、ものすごーくカラフルな制服の警備員さんたちです。ヴァティカンでは軍事力を保持していないので、スイス衛兵が警備をしているのですが、なぜスイス?あの派手な制服の意味は?と思ってしまいました。

500年の歴史 スイス衛兵

警備をしているのはスイス衛兵で、その歴史は500年!16世紀はじめ頃から教皇の警護をしているそうです。1505年、教皇ユリウス2世が勇敢さと忠誠心の高さで人気だったスイスの傭兵を雇ったことが始まりだそうです。
そして、神聖ローマ帝国のカール5世がローマを侵攻した際に、スイスの傭兵たちはとても勇敢に戦い、教皇を守りました。そんなことから、今もスイス人衛兵が警備をしているのだそうです。

現在のスイスでは、傭兵を派遣することを禁止していますが、ヴァティカンへの派兵だけは例外なのだとか。きっと、それは、法律よりも伝統と歴史の重みでしょう。

ルネッサンスなスイス衛兵の制服

そして、ものすごく目立つあの制服。ルネッサンス期(16世紀)のデザインを基にしたもので、ミケランジェロのデザインという説もありますが、1914年に制定された制服だそう。黄色と紫、そして赤のストライプなんて、普通の人があの制服を着たら、ただのコスプレにしか見えないような気がしますが、どの衛兵さんもあの制服を着こなし、とてもかっこよく見えます。もしも、ヴァティカンへ行ったら、衛兵さんの隣で記念写真を撮りたくなること間違いなしですが、一緒に写真撮影に応じてくれるのは子供だけだそうです。残念…😅

ヴァティカンの衛兵になる条件は結構厳しいようで、カトリック信者であることは言わずもがな。そして、スイスでの兵役経験があること、19〜30歳、身長175センチ以上などが条件なのだそうです。どうりで、みんな美しい立ち姿で、カッコいいはずですね✨

いつかヴァティカンへ旅することができたら、ぜひ彼らの姿も堪能したいなぁ、なんて思ってしまいました。