久しぶりに、グレゴリオ聖歌のこと
去年の秋から、コロナでオンラインになっていたグレゴリオ聖歌のクラスが再開しました。久しぶりの対面でのクラスから、もう1年、あっという間という気がします。
再開されました対面でのクラスですが、練習する場所が変わりました。
以前は小さな聖堂で練習していたのが、だだっ広い大学の講義室になりました。（某大学の公開講座なので）
確かに、あの聖堂だと、換気も人の密度も気になります。
若干人数が減った気もしますが、ほぼ同じ顔ぶれに、新しい人がちらほら、という感じです。
歌う時はマスクを外す人が大多数なので、以前受講していた人たちも、気になる人はまだ受講を控えているのかな、とも思います。
さて、再開されたクラスで練習しているのはレクイエムとクリスマスの聖歌です。
レクイエムは先日コンサートで2曲歌い、一旦終了。クリスマスの聖歌の練習が始まりました。
私や私より長くやっているメンバーには、どちらも歌い慣れている曲です。
なので、歌うことに集中できるのが良いところです。
初めて歌う曲の時は「えっ？どう歌うの？」なんて焦るのですが、そんな焦りもなく細かい部分を気にしながら練習ができます。
ですが、最近「分からなくて焦りまくるあの感覚が懐かしい」なんて思うようになってきました。
冷や汗をたらしながら練習して、歌えない曲が歌えるようになっていく、あの感覚が欲しい、なんてM的な欲求が湧き上がってくるのです。
私ってヘンタイかも、なんて思っていたら、親しくしている仲間も「なんだか物足りない。あの歌えなくて焦る感覚が……」と言うではありませんか！
そうそう、そうだよねー、と。
歌い慣れた曲を深めていくのも良いのですが、新しい挑戦もしたい、と思ってしまいます。（それほど歌えていないじゃない、というツッコミはナシで^^;）
家には分厚いグレゴリオ聖歌の聖歌集があって、いくらでも自主的に挑戦はできるのですが、やっぱり一人ではなくて「みんなで歌いたい」のですよね……。
今期のクラスはあと2回、クリスマスの聖歌を練習して終わりそうです。12月24日にコンサートがありますが、夕方からのコンサートに参加すると、ミサの時間に間に合わないので参加は無理そうです。
コロナ以前は、土曜日のミサでグレゴリオ聖歌の「天使ミサ曲」を隔週で歌っていたので、また歌えるようになったらいいな、と思います。
コロナ禍の3年間歌っていないので、少し自主練しておこうかな、と考えています。