グレゴリオ聖歌 歌う事の難しさ

グレゴリオ聖歌を歌う事は、難しいです。それは、慣れないラテン語の歌を歌うこと言うことだけではなく、それ以上に「歌う事」事態が難しいのです。

司祭の許可がないと歌えない

1963年の第2ヴァティカン公会議以降、カトリック教会のミサは母国語で行われる様になりました。それに伴ってそれまでのラテン語とグレゴリオ聖歌でのミサが、母国語と母国語の聖歌でのミサになったわけです。
けれど、ミサでのラテン語やグレゴリオ聖歌が禁止されたわけではありません。

現在のカトリック教会では、ラテン語でのミサやグレゴリオ聖歌に否定的な司祭もいます。所属教会の主任司祭にそのような司祭がやってきた場合、ミサでグレゴリを聖歌を歌う事は絶望的でしょう。司祭の許可がなくてはグレゴリオ聖歌を歌う事は出来ないからです。

私の所属教会では、月に2度、土曜日の夕ミサで天使ミサ曲を歌う事が認められています。当初は毎週でしたが、信徒から「ラテン語の歌は意味がわからなくて嫌だ」という意見があったからと、隔週にするようにとお達しがありました。😣
……と言っても、大勢の信徒からそのような意見がが来たわけではないようです。そんな方々がいる反面、「グレゴリオ聖歌だから」と言う理由で土曜の夕ミサに来る方もいるようです。そういった方が増えると良いな、と思います。そのためには「グレゴリオ聖歌のミサ」に良い印象を持ってもらえるように、練習しなければなりません。

教区や教会によっては、ラテン語やグレゴリオ聖歌のミサに否定的だという話を聞くと、私は恵まれているのだな、と思います。所属教会のミサで歌える機会がありますし、別の教会で行われるイベントで歌う機会もあります。
けれど、実際のところ、私の住んでいる地域がラテン語やグレゴリオ聖歌のミサに対してどのように考えられているのか、私には分かりません。年に一度、グレゴリオ聖歌とラテン語で「死者のミサ」を行う事が出来ますが、どうやらそれは、そこの教会として行うのではなく、私が所属しているグレゴリオ聖歌を歌うグループが「教会のお御堂を借りて」行う形で、司式する司祭も、そのグループで司祭に直接お願いしているようです。

なくなってしまったラテン語のミサ

私の所属教会では、以前の主任司祭時代のクリスマスミサはラテン語で行われる時間があったと言います。それを聞いた時、私は残念でたまりませんでした。なぜ、今の神父様は止めてしまったのだろうかと思います。
月に2度の天使ミサで、神父様はすらすらとラテン語の先唱を唱えていますし、勉強会でもラテン語の単語を当たり前のように書いていたので「ラテン語に自信がない」からでは無いと思います。(むしろ語学は堪能のようです)
きっと、教会内の色々な事情があるのでしょう。

まだまだ新参者の私は、主任司祭に「どうしてラテン語のミサをやらないのですか?」などと、聞くことはとてもできません💦
せめて特別なクリスマスやイースターに、1日何度も行われるミサの1回を、ラテン語にしてくれないかしら……、と心の中で願いながら、グレゴリオ聖歌のレパートリーを増やすべく、練習することしかできません。