聖母子のロザリオ (ラピスラズリ&クリスタル)
深いブルーのラピスラズリを使ったロザリオ を作りました。繊細なカットが美しいクリスタルに、優しい雰囲気の聖母子を組み合わせたロザリオです。
実は、最初はベネディクトの十字架などを組み合わせて、シャープな雰囲気にしようと考えていたのですが、ふと聖母子のセンターピースを組み合わせてみたらこれがぴったり!
ラピスラズリの深いブルーと優しいデザインのセンターピースがとても良いバランス。
十字架は少し悩みましたが、モダンなデザインを組み合わせて、ラピスラズリの凛とした美しさが引き立つようにしました。
作品詳細
作品名 | 聖母子のロザリオ(ラピスラズリ&クリスタル) |
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素材 | ラピスラズリ(天然石) 6mm/カットクリスタル(天然石)8mm |
サイズ | 輪の長さ: 約660mm / 全体の長さ:約500mm |
十字架 | クラシカルフレームの十字架 64x40mm イタリア製 |
メダイ | 聖母子のメダイ 約30x20mm イタリア製 |
なかなか同じ色に出会えない天然石
ラピスラズリは比較的、同品質の石の場合は大きく色が変わることはありませんが、石の種類によっては時期によって同じ品質でも色や雰囲気が異なることがあって、それは色ブレが激しい種類のチェコビーズに似ています。
とても気に入っていた石のひとつに、鮮やかなブルーのマーブル模様が美しいブルーアパタイトがありました。少しお高めの石だったので1連(6mmで約63個くらい)だけ購入し、よければまた追加購入しようと考えていました。
けれど、天然石はその時でないと入手できない色味のものが多くあって、どうやらそのブルーアパタイトはその類の石だったようです。ブルーアパタイト自体はポピュラーな石ですが、あの鮮やかで美しいブルーのアパタイトはあれから見つけることができません。
最近は、お気に入りの色だったチェコビーズが入手できなかったりして、天然石にシフトしている傾向もあるのですが、天然石も一期一会な色が多いようで、気に入った石は少し多めに仕入れておくと良いのかもしれません。
時々、以前制作したロザリオと同じものを希望されるお客様がいらっしゃって、ビーズやパーツの在庫があれば同じものをお作りしていますが、天然石となるとそれもなかなか難しくなります。
同じ石でも時期や品質によって色や価格が大きく異なることもあるからです。
だんだんと入手が難しくなってくる天然石もあったり、それとともにお値段も上がってゆき……。なかなか悩ましいです。ラピスラズリも、ちょっとお値段上がったしなぁ……。
円安の影響も受けて、パーツの値段も微妙にアップ。仕入れ先のセールや為替の動きを見つつ、タイミングを見計らって発注!です。