ロザリオパーツの仕入れ「平和の祈りのロザリオ」

このところ、アシジの聖フランシスコの「平和の祈りのロザリオ」のオーダーを頂くことが増えてきました。カトリック平和旬間が近いせいでしょうか?
「カトリック平和旬間」は、1981年に来日したヨハネ・パウロ2世の呼びかけに応えて定められたもので、1982年から毎年おこなわれています。広島に原爆が投下された8月6日から、長崎に原爆が投下された9日を挟んで、終戦の日である15日までの10日間です。この間に各教区では色々な平和を願う集いが行われます。
所属教会では平和旬間に先立って、今月から日曜のミサの前に、聖フランシスコの「平和の祈り」が唱えられています。

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祈りの言葉が刻まれたサン・ダミアーノの十字架

私が作る「平和の祈りのロザリオ」は、サン・ダミアーノの十字架と聖フランシスコのセンタピースと主の祈りのパーツを使っています。それぞれのパーツの裏面には英語で平和の祈りが刻まれていて、それが珍しいのかもしれません。

パーツの裏に刻まれた平和の祈り

この大きめの十字架に合わせるビーズは、大抵、大きめの8mmサイズなので、仕上がりは素朴でずっしりした印象になります。私はこのパーツをとても気に入っているのですが、正直なところ、このロザリオが注文されるとは思っていませんでした。
最初に作った、雨に濡れたアシジの石畳をイメージしたものは、私の思いに反してminneにアップした途端に注文が入った時は、嬉しい驚きでした✨

雨にぬれたアシジの街をイメージしたロザリオ

それからは、オーダーを頂いて作ることがほとんどで、オーダーをくださる方は、私と同じくアシジの聖フランシスコから洗礼名を頂いた方や、平和の祈りに特別な思い入れのある方が多いように感じます。

ちょっと難しいパーツの仕入れ具合

私は、このパーツをアメリカの専門店から個人輸入するのですが、最初に「需要があるとは思えないなぁ」と思いながら自分用のロザリオ分と数個を他のパーツと一緒に仕入れました。

女性的な配色やデザインがほとんどのロザリオの中で、時々「四旬節のロザリオ」や「ベツレヘムのオリーブウッドのロザリオ」など、男性が持っても違和感のないものを作りますが、正直なところ需要はイマイチ……😅
作品を見て下さる方の多くが女性、と言うこともあるのかも知れません。

四旬節のロザリオ
ベツレヘムのオリーブウッドのロザリオ
ビーズの模様が美しいベツレヘムのオリーブウッドのロザリオ

そんな理由から、どんなに気に入ったパーツも、男性的なデザインのものは多くは仕入れないのがマイルール。
特に、このアシジの聖フランシスコの「平和の祈りのロザリオ」のパーツセットは、お値段が高めで、まとまった数を仕入れるには勇気がいるので、毎回数セットづつ注文をします。手元の在庫が切れたところでオーダーを下さった方には、一ヶ月近くお待たせすることになってしまうことに……💦

今回は「平和の祈りのロザリオ」のパーツセットをいつもより少し多めに、そして、単品のサン・ダミアーノの十字架とアシジの聖フランシスコのセンターピースをいくつか注文しました。単品で注文したサン・ダミアーノの十字架の裏面にも平和の祈りの言葉が刻まれていて、こちらは英語ではなくラテン語です。

主の祈りのビーズがメタルパーツからチェコビーズに変わると、また印象が違う「平和の祈りのロザリオ」が出来そうです。

商品が届くのは数週間後。今から届くのが楽しみです💕

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