蒼い湖と星のロザリオ
珍しいグレーのチェコビーズを見つけました。ブルーグレーに近い色味のビーズは初めて見かける色で、思わず買ってしまいました。
カットが入って、クラシカルな印象のビーズは「ちょっと地味かしら?」と思いましたが、透明感のあるビーズや明るい色のビーズと組み合わせると素敵なロザリオになるかも、と思いました。
このロザリオでイメージしたのは、日本画家、東山魁夷の描く青い世界です。私が好きな画家の一人で、特に青い森や湖を描いた作品はとても美しく、何時間も見ていたくなります。
このロザリオは、東山魁夷の最後の作品になった「夕星」からインスピレーションを得ました。蒼い森と湖、そして空に静かに輝く蒼い星……。「夕星」の習作には星は描かれていなかったそうで、最後に星が描かれた、と言う話を聞いたことがあります。
私は、それが命の輝きのようにも思えます。
もう少しコロナが落ち着いたら、長野の信濃美術館に見に行きたいなぁ、と思っています。
さて、静かなブルーグレーのチェコビーズに組み合わせたのは、やはりブルーグレー。ラウンド型の透明感が美しいビーズで、ちょうど空で静かに輝く星のようになります。
センターピースは繊細で軽やかな十字架と透かし模様のものを、十字架は少しかっちりしたデザインのものを選びました。
シンプルに見える十字架にですが、よく見ると細かい彫刻が入っていて、十字架の両端には天使が彫刻されています。
作品詳細
作品名 | 蒼い湖と星のロザリオ |
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素材 | チェコビーズ 約6mm/8mm |
サイズ | 輪の長さ:約660mm/全体の長さ:約470mm |
十字架 | 天使の十字架 約50mm x 30mm イタリア製 |
メダイ | 十字架と透かしのメダイ 約20x15mm イタリア製 |