大天使ミカエルのロザリオ
彫刻と翼の形が美しい大天使ミカエルのセンターピースを主役にしたロザリオ を作りました。
センターピースと言うと、丸い形が多いのですが、このセンターピースは大天使ミカエルの翼の形を生かした美しいデザインです。
天使は、漫画や小説などの材材にもよくされているので、特に三大天使のミカエル、ガブリエル、ラファエルの名前を知っている人も多くいると思います。
カトリック教会で天使は神の使いとされ、聖書の中でも受胎告知のガブリエルなど、神の使いとして登場しています。天使の名前には語尾に"エル"がつくものが多いのですが、これはヘブライ語で「神」を意味する言葉なのだそうです。ミカエルは「神に似たもの」、ガブリエルは「神の力」、ラファエルは「神は癒す」と言う意味をそれぞれ持っています。
ミカエルは悪の力から守ってくれる天使として知られ、かつて日本の守護者でした。フランシスコ・ザビエルが布教にやってきた時、布教の許可が出た日が三大天使の祝日(9月29日)だったことから、そう定めたのですが、のちにザビエル自身が日本の守護聖人となりました。
ミカエルは聖堂の入り口などに飾られていることが多く、私の所属教会も聖堂の入り口の上にミカエルの像があります。
さて、今回作ったロザリオは赤いチェコビーズにいぶし銀色のメロン型チェコビーズを組み合わせています。ちょっと個性的なメロン型ビーズがアンティークな雰囲気を出しています。
十字架はセンターピースを主役にしたかったので、柔らかでベーシックなデザインのものを組み合わせました。
作品詳細
作品名 | 大天使ミカエルのロザリオ |
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素材 | チェコビーズ 6mm |
サイズ | 輪の長さ:約640mm/全体の長さ:約470mm |
十字架 | 百合の十字架 55x34mm タリア製 |
メダイ | 大天使ミカエルのメダイ 30x20mm イタリア製 |