聖ヨセフのロザリオ（ベツレヘムのオリーブウッド）

2021年7月24日 2024年7月31日

Francesca

今年は、聖ヨセフがカトリック教会の保護者と定められてから150年を迎えるにあたって「ヨセフ年」とされています。コロナでミサが中止になったり色々で、すっかり忘れていました 😅

個人的には聖ヨセフって「めちゃくちゃいい人」と言う印象です。

婚約者がある日突然「子供を宿しました。神様の子です」なんて言っても「え？何言ってるの」と大混乱して、「無理！」と去っていく場合が殆どではないかと思います。（きっと私だってそうするかも……）

けれど、ヨセフはそれを信じてマリア様とイエス様を守り、表に出るような目立つこともせず、真面目に働き、「ものすごくいい人」を絵に描いたような人です。

今まで、聖家族のセンターピースはよく見かけたのですが、聖ヨセフのセンターピースは殆ど見かけませんでした。けれど、今年に入ってから度々仕入れ先で見かけるのは「ヨセフ年」だからかもしれません。

パーツを仕入れるタイミングで、いつも在庫切れだったのですが、今回は在庫があったので少ししれてみました。本当は別のデザインが欲しかったのですが、残念ながらそちらは人気なのか在庫切れ……。

ですが、仕入れたセンターピースはベーシックで彫刻も優しい雰囲気で美しいので色々な十字架やビーズと組み合わせることができそうです。
裏側は聖家族になっていて、こちらの彫刻も美しいです。

今回はベツレヘムのオリーブウッドとグリーンのワックスコードを使って「信心深く謙虚で愛情深い」ヨセフのイメージで作りました。
グリーンは「希望」の色。きっと多くの困難や葛藤があったヨセフが神様を信じ、愛と希望をもって生きたことを思って選んだ色です。

オリーブウッドのビーズはロットごとに職人さんが違うのか、穴の大きさや仕上げのニス有無が違います。今回は穴が大きめで美しいニス仕上げのものを使っています。ワックスコードの結び目が穴にすっぽりとはまり込まないように、2本どりで作ってみました。

作品詳細