あのロザリオをもう一度 こっそり10周年記念

今年で、ロザリオを作り始めて10年目になりました。

教会に通い始めた頃に作り始めたので、正確には10年ちょっとかも知れません。

そんな理由で、「10周年記念企画」を自分の中でこっそり始めてみました。今までminneでお気に入りにしてもらえたロザリオの中から、いくつか選んで同じものを作る、というものです。

同じビーズやパーツがあるものは限られているので、ガラスパールを貝パールに変更したりしながら再現してみています。

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あの頃に感じたときめきに似たもの

作りながら思ったのは、いつの間にかロザリオのデザイン傾向が微妙に変わったの、と言うことでした。
今は、できるだけ長くロザリオを美しく保てるように、表面加工されたチェコビーズを使わず、表面加工のないビーズや天然石を使っていますが、以前は表面加工が美しいチェコビーズをよく使っていました。

それが、私が作るロザリオの「個性」のような部分でもあったと思います。

天然石も美しいですし、表面加工のない素朴なチェコビーズもキラキラのクリスタルビーズも大好きです。

けれど、夕暮れのような微妙な色合いや、雨上がりの緑いろなど、表面加工されたビーズにしか出せない雰囲気がありました。

確かに使い込むほどに、色落ちしたりしますが美しいビーズの形はそのままです。何よりも、色落ちした時のバランスまで考えて作っていたじゃない、と。

もう一度、表面加工されたビーズも使おうか、と思いました。

洗剤をつけたスポンジでガシガシ洗っても落ちないし……(何度も色落ち実験してました^^;)

自画自賛で申し訳ないのですが、再び作った「守護天使と聖霊のロザリオ」の色と輝きの組み合わせが本当に美しいのです。作りながら気分が高揚すると言うか、ときめくというか……。

以前はチェコガラスパールを使っていましたが、今回は貝パールに変更。とても美しいです。

石の物語を作る

私が買う天然石を選ぶ基準は「この石でこんなロザリオにしたい」と思えるか、です。ローズクォーツやオニキスなど定番もありますが、それ以外の天然石はストーリーを感じるかで選びます。

インスピレーション重視なので(もちろんお値段も^^;)、あまり「天然石=パワーストーン」という考えがありません。

けれど、パワーストーンとして天然石のロザリオを手に取る方もいらっしゃるでしょう。なので、「どの石とも相性が良い」クリスタル以外の石を組み合わせるときは「相性が悪い」石ではないかどうかはちょこっと調べています。

それが、主の祈りに組み合わせる石がクリスタルが多い理由の一つですが、クリスタルは個性的な石の美しさを引き立てくれるのですよね……。

地層の中や海の中で長い時間をかけてできた石は、それだけで物語を感じます。

表面加工のビーズを再び

これから、また表面加工をしたロザリオをちょこちょこ作るかもしれません。そんなロザリオの美しさを長く保つには、皮脂や汗、ハンドクリームに注意することでしょうか?

けれど、たくさんお祈りをして色が落ちたロザリオって、素敵だと思います。

個人的には経年変化(あえて劣化と言わずに)して、したロザリオはアンティークっぽくて好きです。

お祈りの足りない私のロザリオは、表面加工されたビーズなのにとってもきれいなままです!

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コラム

Posted by Francesca