白いつるバラのロザリオ

ちょっと珍しいカーキがかったグリーンのチェコビーズ。最初に組み合わせたのは、ちょっとモダンでシャープなデザインの三角模様の十字架でした。小さめのサイズとデザインがビーズの色にぴったりです。さて、それに合うセンターピースは……と考え目に留まったのは、横顔がデザインされたイエス様のセンターピースでした。
マリアさまのセンターピースも良いのですが、この十字架にはこのイエス様のセンターピースが一番しっくりくるような気がしました。

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次に、グリーンのビーズに他の色を組み合わせるかどうかで、しばし悩みました。美しいグリーンのビーズですが、これだけではちょっと地味な印象です。やはり、主の祈りのビーズは別の色を組み合わせようと思いました。
そして、最初に手にしたのは紫色のビーズ。なんとなくイエス様のセンターピースには「四旬節の色」を合わせたくなってしまう私……。
紫を組み合わせると秋の色になり、ストイックで落ち着いた印象になりますが6mmサイズではいまひとつ。けれど8mmサイズの在庫がありません。

それならば、とイエス様の「白い衣」をイメージした優しい白のビーズを合わせてみることにしました。ちょうど8mmサイズの在庫もあります。
そして、合わせてみると、お互いの色を引き立てあいシャープでありながら優しい印象になりました。まるで石の壁に咲いた白いつるバラのようで、荒れ野に咲いた小さな白い花をイメージすることもできます。

作品詳細