変わっていく風景 「夕焼けの教会」を生成AIで修正してみました

ここ数年、教会の周りには次々と新しいマンションが建ち、少しづつ風景が変わってきています。

つい最近も、教会のすぐ近くに大きなマンションが建ちました。「鐘が鳴ってからでもミサに間に合う距離」のマンションです。

土曜日の夕方、ミサが終わった後に夕焼けの空と聖堂を見ながら「何だかマンションの存在感がすごいね」なんて言いながら撮った写真。

以前は空があった場所に建物があるのは、まだ見慣れない風景です。

そこで、Photoshopの生成AI機能を活用して建物を消してみました。

以前なら手作業で時間をかけて作業するところですが、話題の生成AIはさくっとやってくるのかしら?と。

削除したい範囲を選択して、生成機能で塗りつぶしてみると、あっという間に空にしてくれました。

若干の違和感はありますが、夕焼けの雲と空、聖堂の横の木まできれいに生成してくれました。聖堂の右横の扉前に人がいるので、それもAIで上手く削除してくれるかな?と試しましたが、そこはちょっと上手くいかず……。結構ホラーな感じになってしまい断念。

修正の場合「生成」ではないので上手くできないのは当たり前といえば当たり前。空の場合は建物を削除して空を「生成」するので上手く行ったのだと思います。

扉の前の人を消す作業は、やっぱり手作業で「修正」です。(ちょっと雑ですが)

最後に全体のトーンを調整し、ちょっとドラマティクな雰囲気にしてみました。

以前はPhotoshopでちまちまとしていた作業が、あっという間に出来るようになったり、私が使い始めた30年前とはずいぶん違います。

アプリにはどんどん便利な機能が追加されて、昔のようにツールを使いこなす「職人的なテクニック」よりも「アプリを使いこなすテクニック」の方が必要だなぁ、と感じる今日この頃です。

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コラム

Posted by Francesca