四旬節のロザリオ(オニキス&ガーネット)

静かな季節に、祈りのかたちをそっと結びなおす……。
四旬節のこの時期に、再び出会った十字架と力強さと深みをもつ天然石たち。心の中で小さな火が灯るような感覚と一緒に、このロザリオを作りました。
深い祈りに寄り添う、漆黒と真紅の輝き
「もうない」と思っていた十字架との再会
ある日、ふと他の十字架の陰から顔をのぞかせていたのは、1個だけ残っていた「いばらの十字架」。
以前、「Crown of Thorns Crucifix」という名前で仕入れたものの、トゲトゲして痛そうな印象だったので>_<、私は勝手に「四旬節の十字架」と呼んでいました。
久しぶりに見つけたその十字架を手に取った瞬間、「これは今、作るべきよね!」と思いました。季節はちょうど四旬節――祈りと内省の時間を象徴するようなロザリオが、自然と形になっていきました。
四旬節と「いばら」――苦しみの象徴として
四旬節は、イエス様の荒れ野での40日間の断食と誘惑、そして受難へ向かう道を思い起こし、悔い改めと準備の季節です。
その象徴ともいえる「いばらの冠」は、私たちの罪を背負ってくださったイエス様の苦しみを思い出させます。
この十字架は、いばらの冠をあしらったデザインであると同時に、よく見ると釘を模した構造になっていました。(今頃気づく私……^^;)
偶然のように見えて、四旬節にこそふさわしいこの十字架との再会は、祈りへの静かな招きだったのかもしれません。
黒の深みに、真紅の祈りを重ねて
ロザリオのベースには、漆黒のオニキスを選択。
オニキスは古くから「邪悪なものから身を守る石」とされ、冷静さや自己制御をもたらすと信じられています。四旬節の「自分を見つめ直す」時間に、まさにふさわしい素材ではないでしょうか。
主の祈りの珠には、カット入りの真紅のガーネットをあわせました。
キリストの流された血と愛を象徴するような深い赤は、悔い改めとともに、愛の贖いへと視線を向けさせてくれるように感じます。
力強く、痛みを宿した美しさ
私が作るロザリオは、繊細なデザインの十字架を使うことが多いので、この「いばらの十字架」は少し異質です。
仕入れた当初は、「うわぁ、痛そう……」と思ったほど。けれど、祈りの時間にそっと寄り添ってくれるこの存在感は、他にはない魅力があります。
実は十字架、仕入れ先の写真で見たときは繊細なレースのように見えたのです。
けれど、手元に届いたのは鋭さと苦しみを感じさせる、まさに「受難の十字架」でした^^;
けれど不思議と、今ではこの十字架がとても好きだったりします。
もう作れないかもしれない、けれど…
この十字架の仕入れ先はすでにクローズしていて、今の仕入れ先でも時折しか見かけません。
けれど、今回のようにまた偶然見つけたら……また少しだけ、仕入れてしまう気がします^^
祈りとともに歩むこの季節に、ひとつのロザリオが誰かの祈りを支える存在になれたら、これほど嬉しいことはありません。
作品詳細・ご購入はこちらから






- オンラインショップで詳細を見る(minneのギャラリーへ移動します)
タイミングによっては、Sold outになっている場合もございます
| 作品名 | 四旬節のロザリオ(オニキス&ガーネット) |
|---|---|
| 素材 | オニキス(天然石)約6mm/ガーネットAA(天然石) 約8mm |
| サイズ | 輪の長さ:約670mm /全体の長さ:約480mm |
| 十字架 | いばらの十字架 約60mm x 35mm イタリア製 |
| メダイ | イエス様のメダイ 約20x15mm イタリア製 |


