グレゴリオ聖歌 教会で歌う久しぶりのSalve Regina

土曜夕方のミサ。
この間まで閉祭後には、聖年のテーマソング「希望の巡礼者」を歌っていました。
それが聖年も一区切りついたということで、

「さて、これから何を歌おうか」

という話になり、出てきたのが

Salve Regina(明るい旋律のほう)

え?グレゴリオ聖歌、歌えるってこと?

ぽろっと「Salve Regina 歌いたいな」と私が言ったのを
覚えてくれていたようです。

しかもコロナ前以来、めちゃくちゃ久しぶり。
閉祭後とはいえ、ミサでグレゴリオ聖歌が歌える。

この事実だけで、脳内スキップしまくりです。

聖堂に響くSalve Regina

久しぶりに教会で歌った Salve Regina。

いつもより少しゆっくりめで、ブレスポイントのたびに残響がふわっと広がる。

ああ、これこれ。

この余韻を味わう感じ。

練習の時は一人で歌ったので、
テンポも表情もわりと自由にできて、ちょっとした贅沢時間でした。

「グレゴリオ聖歌って、やっぱり空間ごと歌う音楽だなあ」

と、久しぶりに実感。

しかも当分は Salve Regina を続けて歌う予定らしく、
これはもう、しっかり磨くしかありません。

ちなみに、もう一つの少し暗めの旋律の Salve Regina も歌う予定らしく、
後半をすっぽり忘れている私は、ただいま必死で復習中(笑)。

そして思い出す、あの“幻の曲”

Salve Regina が戻ってきたことで、
私の中のグレゴリオ聖歌スイッチが一気にオンになりました。

そこで、ふと思い出したのが――

あの 幻の一曲

グレゴリオ聖歌のグループで配布された楽譜に載っていた" Salve Mater "です。

あれ、旋律が本当に綺麗で、
初めて見た時から完全にツボでした。

「これは絶対歌いたいやつ…!」

と、一人で必死に自主練して覚えたのに、
まさかの

「今回は割愛します」

で消えていった曲。
私の練習時間、どこ行った問題。

ところが先日、衝撃の再会

先日、何気なくカトリック聖歌集をめくっていたら、

「あれ?」

「……あれ?」

「載ってるじゃん、Salve Mater」

カトリック聖歌集に載っているラテン語聖歌なら、
マニアックすぎないし、比較的知っている信者さんも多いはず。

じゃあこれ、閉祭後に歌っても問題ないんじゃない?

即アピール、オタクモード

そして、次の週に土曜チームのボス、オルガニストさんに、

この曲、めちゃくちゃ綺麗ですよね〜✨
Salve Regina の流れで、これもよくないですか?

と、Salve Mater 鼻歌混じりでアピール。

もはや完全に
“幻の曲を救済したいオタク”モードです。

もし Salve Mater まで歌えるようになったら、
私の中でマリア讃歌フェス開催です。

どこかで再会するグレゴリオ聖歌の不思議

グレゴリオ聖歌って不思議で、
一度姿を消しても、
どこか別ルートでまた戻ってきたりします。

まるでRPGの隠しイベント。

「ここで拾ったアイテム、実はあとでめちゃ重要だった」

みたいな。

あの時必死で覚えた Salve Mater も、無駄ではなかったかもしれません。

じわじわ侵食作戦、進行中

この流れで、

「これも歌いましょう!」
「次はこれどうですか?」

と、じわじわ浸食する気満々の私。

閉祭後という、ちょっと自由な時間帯だからこそできる冒険。

古い信者さんなら知っているはずの、
でも最近あまり歌われていないグレゴリオ聖歌たち。

少しずつでも戻ってきたら嬉しいな、と思っています。

いつか、コロナ以前のように、天使ミサ曲を歌えるようになったらいいな。

歌と祈りと、ちょっとオタクな喜び

久しぶりに教会で歌った Salve Regina。
そして、もしかしたら歌えるかもしれない Salve Mater。

そういえば、Salve Reginaを歌うことになる少し前に作ったロザリオは
「Salve Reginaのロザリオ」。

どれも偶然みたいで、
どれもちゃんと繋がっている気がして。

祈りは静かで、
歌は美しくて、
そこに少しだけオタクの情熱が混ざると、
ものすごく楽しい。

しばらくは Salve Regina を磨きつつ、
その次に来るかもしれない Salve Mater を、
密かに待ち構えています。

閉祭後に歌うSalve Reginaで一番嬉しいのは、
一緒に歌っている信者さんがいること。

これを普通に歌えるのって、ベテラン信者さんで、
ラテン語聖歌が好きな方だと思うので、
仲間がいると思うと、やっぱり嬉しい。