守護の祈りのミニロザリオ

聖ミカエルのミニロザリオ

最近、ニュースを見ていて、なんだか心がざわつくことが増えた気がします。

理不尽な出来事や、どうしてこうなってしまうのだろうと感じる場面。
そんな時、ふと浮かんだのは、とてもシンプルな願いでした。

「どうか守ってください」

そんな思いから、小さなロザリオを作りました。

溶岩と聖ミカエル。守護の祈りを込めて

今回制作したのは、溶岩ビーズを使ったミニロザリオです。

どちらも黒い溶岩ビーズを使用していますが、
ひとつは、富士山の溶岩をもとにしたビーズ
現在は採取が制限されているため、流通量の限られた貴重な素材です。
ほんの少しだけ、やわらかさを感じる黒をしています。

もうひとつは、深い黒にブロンズを合わせた、少し力強い印象のもの。

……とはいえ、この違い、正直なところ

ぱっと見ではほとんどわかりません。(笑)

どちらもメダイには、守護の大天使・聖ミカエルを選びました。

聖ミカエルは、悪に立ち向かい、人々を守る存在として知られています。
その姿に重ねたのは、「戦うため」ではなく、
守られるための祈りです。

同じ祈りから生まれた、ふたつのかたち。

  • 静かに寄り添う祈りとしての[静]
  • 日々を守るための祈りとしての[盾]

それぞれ異なる表情を持ちながらも、根にある願いは同じです。

「どうしてポリス?」と思った方へ

今回のロザリオのひとつには、メダイの裏面に

“Bless and Protect our Police”

という言葉が刻まれています。

「え、どうして警察?」と思われるかもしれません。

私も最初はそう思いました。

調べてみると、聖ミカエルは警察や軍の守護聖人としても知られており、
海外では、警察官やそのご家族のために祈りを込めて身につけたり、
贈り物として渡されることもあるそうです。

そうした背景を知って、
このロザリオは「特定の誰か」だけでなく、

日々を守るすべての人への祈り

として作りたいと思いました。

小さな祈りを、日常の中に

今回のロザリオは、ミニサイズで作っています。

バッグや鍵につけて持ち歩けるよう、キーホルダー仕様にしました。
日常の中で、ふと目に入る場所にある、小さな祈りです。

信仰の有無にかかわらず、
大切な人を思う気持ちや、守りを願う気持ちに
そっと寄り添えたらと思っています。

作品詳細

守護の祈り[盾]― 聖ミカエルのミニロザリオ

守護の祈り[静]― 聖ミカエルのミニロザリオ

作品名守護の祈り[盾]― 聖ミカエルのミニロザリオ
素材ラバー(溶岩)約8mm
サイズ輪の長さ:約100mm / 全体の長さ:約125mm
十字架-
メダイ約25 x 15mm イタリア製

作品名守護の祈り[静]― 聖ミカエルのミニロザリオ
素材富士山溶岩 約8mm
サイズ輪の長さ:約100mm / 全体の長さ:約125mm
十字架約20× 10mm 日本製
メダイ約25 x 15mm イタリア製

……で、ここからが裏話なんですが

ここまできれいにまとめておいてなんですが。

このロザリオ、最初はだいぶドス黒い発想から始まっています。

ニュースを見ていて、あまりにも理不尽で、

「いやちょっと待って、それ本気でやってるの?」みたいな気持ちになりまして。

そこでふと浮かんだのが、

溶岩みたいな真っ黒な石で、野望が叶うロザリオとか言って、奴らにめちゃくちゃ高値で売りつけたらどうだろう

という、我ながらどうかしている妄想でした。

しかもセールストークまでしっかり考えているあたり、
人間、疲れているとロクなことを思いつかないものです。

……ただ、その後で思ったのです。

「いや、これ、ちゃんとお祈りにしたいな」と。

怒りから、祈りへ

最初はただのブラックジョークだった発想が、

気がつけば、

「守ってほしい」という祈りの形に変わっていました。

溶岩ビーズも、よく考えると不思議な存在です。

激しく噴き出したものが、やがて冷えて固まり、静かな石になる。
その姿に、どこか重なるものを感じました。

荒れたものが、静まっていくこと。

混乱の中に、平和が訪れること。

そんな願いを込めて、今回のロザリオができあがりました。

ちなみに、制作中に思ったこと

ここでちょっとだけ余談を。

このロザリオ、作っている最中はそんなことなかったんですが、
完成してしばらく眺めていたら、

「……あれ、これ黒豆に見えてきたな?」

ってなりました。

もう一度言います。

黒豆に見えてきました。

でも不思議なもので、一度そう見えるともう止まらないんですよね。
しっとりと艶のある黒、丸いフォルム……完全におせちです。

とはいえ、祈りはちゃんと込めてありますのでご安心ください。

小さな祈りとして

怒りから始まったこのロザリオですが、
今は静かに、祈りのかたちとして手元にあります。

日々の中で、ふと心が揺らぐとき。
大切な人を思い出すとき。

そんな瞬間に、そっと寄り添う存在になれば嬉しいです。