私の「手仕事のルーツ」から生まれる新しい物語

バッグたち

もう9月だと言うのに、まだまだ灼熱地獄?な日々ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私はというと、アトリエ(と呼んでいるただの作業スペース^^;)で、ちょっとソワソワしながら、新しい挑戦の準備を進めていす。

新しい挑戦、始動…?!

実は、このブログではまだ詳しくお話ししていなかったのですが、今年の春頃から、ロザリオ制作の傍ら、新しいジャンルの作品づくりに没頭しておりました。それは………「バッグ」です!

「え、バッグ?!」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
これまでは主にロザリオを中心に制作してきましたが、ずっと心の中で温めていた「日常の中に小さなときめきを、ちょっとスキップしたくなるようなバッグ」というアイデアがありました。それが、少しづつ形になり始めています。

制作中の二つのバッグたち

現在進めているのはは、二つのタイプのバッグです。

1. 「猫のバレリーナ」バッグ

「猫のバレリーナ」のモチーフをあしらったバッグで、バレエの優雅さ愛らしい猫たちの姿を融合させたデザインです。
舞台袖でドキドキしながら出番を待つバレリーナの猫をイメージして作っています。

猫のバレリーナ

現在、プロトタイプシリーズとして販売できるものが2点出来上がりました。

生地屋さんで見つけた、扉から覗く猫プリント。一目で「バレリーナにしたい!」と思って形になったバッグです。猫の纏う「衣装」は手縫いでつけているので、手間も時間もかかりますが、「この役だから、お花もつけよう」と思いついたり、制作していてとても楽しいバッグです。

2. コロンと可愛い「ちょっとそこまで」バッグ

もう一つは、コロンとした「たまご型」が特徴の「ちょっとそこまで」バッグです。
財布とスマホとハンカチを入れて、ちょっとランチに、ちょっとコンビニまで、などちょっとのお出かけに便利なバッグです。
もちろん、典礼聖歌もピッタリ入りますのでミサのお供や聖歌隊バッグとしてもオススメです。

ちょっとそこまでフリルバッグ

このバッグはフリル付きと、フリルなしを作る予定です。

現在、猫のプリントに淡いピンクベージュのチュールを合わせたものと、レトロな昭和っぽいプリントにタックフリルを組み合わせたものの2種類、大小サイズ違いが出来上がりました。

試行錯誤のプロセスも愛おしい

この「ちょっとそこまで」バッグ、形は本当にかわいいです!ただ、見た目の可愛さを追求した結果、大きいサイズは「ぽいぽいっと物を入れる」タイプになりまして………。きっちり整理整頓したい方には、もしかしたら不向きかもしれません。

持ち手の位置も、可愛さを優先して少し斜めにつけてみたのですが、口がパカっと開きがちで、現在、使いやすさとのバランスを考えながら改良を重ねているところです。内ポケットも試してみたのですが、口の開きと連動して使いづらかったので、小さめサイズで再検討中です。

結局、こちらのバッグはスワニーさんの寸法図に同じような形のバッグがあったので、その寸法図をもとに再構成。
(スワニーさんの寸法図を使って制作した作品はハンドメイドサイトなどで個人に販売するのはOKと確認済みです)
スワニーさんの寸法図も持ち手斜めなのですが、やっぱり口はパカっと開きがちになります。けれど、自分で使ってみたところ、これが案外使いやすいかも、と。

ベースはスワニーさんの型紙になりましたが、そこにフリルや見返しなど私らしさを散りばめて調整中です。

洋服と違って、バッグ作りはまだまだ試行錯誤の連続です。接着芯の選び方一つでも、バッグの表情がガラリと変わることに驚いています。でも、この試行錯誤のプロセスこそが、作品に深みと愛着をもたらしてくれるのだと信じています。

実は、手仕事のDNA

さて、「ロザリオ作家がお裁縫…?!」と、もしかしたら少し意外に思われた方もいらっしゃるかもしれません。私は服飾の専門学校などは出ていませんが、亡くなった母が洋服の仕立ての仕事をしておりました。

小さな頃から母のそばで、新聞紙や使い終わったカレンダーをつなげて型紙を作る手伝いをしたり(当時は型紙用の紙は簡単に手に入らなかったみたいです)、しつけ糸を切ったり……。そんなお手伝いをしながら育った私には、自然と「お裁縫」が身近な存在でした。今でも、母が丁寧に手縫いした美しいボタンホールは脳裏に焼き付いていて、その完璧な仕事を思い出します。私にとって、母のその手仕事は、まさに永遠の憧れです。

そうして、いつの間にか、ある程度の裁縫スキルは身についていたのですが、昔ながらのやり方が体に染み付いているせいか、久しぶりに洋服作りを再開した時は「今はこんなふうにするんだ!」とか、「えっ、こんな便利な道具があるの?!」と、目からウロコが落ちる毎日でした。今も、新しい発見があると、ついついテンションが上がってしまいます。

家庭用ミシンのスロースピードにたまにイラッとしつつ、「いつか、あの軽快な職業用ミシンを!」なんて、ひそかな野望も芽生えています(笑)。そんな風に、ちょっと懐かしい感覚と新しい発見を楽しみながら、日々バッグと向き合っています。

新しいブランド名、考え中…

これらのバッグには、まだ正式なブランド名は決めていませんが、「Laeta de Francesca」という名前をつけようかな?と、考え中です。この名前には、私の作品が「喜び」や「幸福」を運ぶ存在になってほしい、という願いが込められています。

今後の展開にご期待ください!

近日中に、「猫のバレリーナバッグ」と、「ちょっとそこまでバッグ」の「プロトタイプコレクション」をminneにて販売予定です。完成版とは少し仕様が違いますが、プロトタイプとして少しだけお得に販売するつもりです。

準備が整いましたら、また改めてご報告させていただきますね。 これからもRosary Francesca、そして新しい挑戦を温かく見守っていただけると嬉しいです。