夢見るバラのロザリオ

久しぶりに、チェコビーズを使ったロザリオを作りました。
天然石を使うことが増えた今でも、チェコビーズにはチェコビーズならではの魅力があります。
その透明感。
やわらかな色。
そして、どこか夢見るような雰囲気。
今回は、ロザリオを作り始めた頃に気に入っていた組み合わせを思い出しながら、新しい形で作ってみました。
「ロザリン」という名前のビーズ
今回使ったのは、淡いピンク色のチェコビーズ。
色の名前は「ロザリン」。
その響きも、私はとても気に入っています。
優しく透き通るようなピンク。
可愛らしいけれど甘すぎない色合い。
今回は6mmと8mm、同じロザリンだけでまとめ、透明感を大切にしました。
久しぶりの再会
センターピースは、バラのモチーフ。
十字架は、くすみピンクのエナメル彩色が施されたものです。
この組み合わせは、ロザリオを作り始めた頃の、私のお気に入りでした。
そして、このピンクの十字架は、もう手元には残っていないと思っていたのです。
それが、パーツの整理をしていた時に、数個だけ見つかりました。
「あ、この十字架があった。」
そう思った瞬間、久しぶりにこの組み合わせで作ってみたくなりました。
少しだけ、新しく
もちろん、当時とまったく同じではありません。
今回は主の祈りの珠に、星型のビーズキャップと小さなクリスタルを添えています。
ほんの少し加えただけなのに、印象は大きく変わりました。
光を受けると、小さなクリスタルが繊細に輝きます。
その様子を見ていたら、
朝露をまとったバラの花びらのようだなと思いました。
あの頃のデザインに、今だからできる小さな工夫を重ねています。
「夢見る」という言葉
作品名は「夢見るバラのロザリオ」。
少し可愛らしすぎるかな、とも思いました。
以前なら、同じように「ピンクローズのロザリオ」と名付けていたかもしれません。
でも今回は、この名前が自然に浮かびました。
透明なチェコビーズ。
朝露のようなクリスタル。
やわらかなピンク。
それらが合わさると、どこか現実より少しだけ優しい世界が見えてきます。
「夢見る」という言葉は、そんな雰囲気を表しているのかもしれません。
あの頃の私と、今の私
ロザリオを作り始めた頃の私は、
「この組み合わせが好き。」
そんな気持ちだけで珠を並べていました。
今は、それぞれの作品に物語や祈りを重ねながら制作しています。
けれど、根っこにある「好き」は、あの頃からあまり変わっていない気がします。
だから今回のロザリオは、昔の作品を再現したものではありません。
あの頃の「好き」を、今の私がもう一度形にしたロザリオです。
少しだけアップデートされた「好き」を、一粒一粒に込めて制作しました。
作品詳細









| 作品名 | 夢見るバラのロザリオ |
|---|---|
| 素材 | チェコビーズ 約6mm/ 約8mm、ボタンカットクリスタル(天然石) |
| サイズ | 全体の長さ:約480mm / 輪の長さ:約680mm |
| 十字架 | 約40 × 24mm イタリア製 |
| メダイ | 15× 15mm イタリア製 |
Gallery & Motion
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