フランシスカン・クラウン 七つの喜びを辿る祈り

久しぶりに、フランシスカン・クラウンを作りました。
ロザリオを作り始めた頃には何度か制作していたのですが、気がつけば随分と久しぶりです。
今回は雰囲気の異なる二つのロザリオとして制作しました。
ひとつは優しいピンク。
もうひとつは落ち着いたセージグリーン。
同じ祈りをテーマにしながら、それぞれ異なる表情を持っています。
フランシスカン・クラウンとは?
フランシスカン・クラウンは、聖母マリアの「七つの喜び」を黙想するロザリオです。
一般的な五連ロザリオとは異なり、七つの連から構成されています。
その起源は15世紀頃のフランシスコ会に伝わる信心にあり、現在でも親しまれています。
「喜びのロザリオ」と呼ばれることもありますが、その喜びは単なる楽しさや明るさではありません。
人生の中で与えられた恵みを振り返りながら、神への感謝を深めていく祈りです。
今回はあえてシンプルな構成に
フランシスカン・クラウンには、センターピース以降の珠の並び方にいくつかのバリエーションがあります。
制作するたびに、
「うーん、どの構成にしようか……」
と少し悩むところでもあります。
けれど今回は、あえて一般的な五連ロザリオに近い構成を選びました。
フランシスカン・クラウンに馴染みのない方でも手に取りやすく、祈りやすい形にしたかったからです。
七連というだけでも十分に個性があるので、まずは素直に祈りに向き合える形を大切にしました。
やさしく見守る祈り(ピンク)
ピンクのロザリオは、明るいピンクのコードとオリーブウッドを組み合わせました。
センターピースには「悲しみの聖母」のメダイを用いています。
とはいえ、このロザリオで表現したかったのは「悲しみ」そのものではありません。
むしろ、
どのような出来事も心に納め、静かに見守るマリアの姿です。
喜びへ向かう祈りの中にも、言葉にならない思いや、誰にも語らない出来事があります。
そんな時間に寄り添うロザリオになればと思いながら制作しました。
日々を歩む祈り(グリーン)
グリーンのロザリオは、オリーブの葉を思わせるセージグリーンのコードを使用しています。
こちらはよりシンプルな構成です。
センターピースは不思議のメダイ。
十字架も装飾を抑えた素朴なものを選びました。
特別な日のためではなく、毎日の祈りのためのロザリオ。
祈りながら歩き、歩きながら祈る。
そんなイメージを重ねています。
七連は、ちょっと気合いがいる
ところで、フランシスカン・クラウンを作るたびに思うことがあります。
七連、長い。
いや、もちろん意味があって七連なのですが。
正直に言うと、私は普通の五連ロザリオでも一人で最後まで祈るには少し気合いが必要です。
(私だけ?←グータラ信者)
それが七連になると、
「今日はフランシスカン・クラウンで!」
という心の準備がもう一段階必要な気がします。
だからこそ、ゆっくり時間を取って祈るにはぴったりなのかもしれません。
喜びへと向かう祈り
今回制作した二つのロザリオ。
ひとつは心の内側へ向かう祈り。
ひとつは日々を歩むための祈り。
方向は少し違います。
けれど、どちらも目指しているのは同じ場所です。
喜びへと向かうこと。
それは決して派手なものではなく、
静かに積み重なっていくものなのだと思います。
このロザリオが、そんな祈りの時間に寄り添うものであれば嬉しいです。
作品詳細












| 作品名 | フランシスカン・クラウン 7つの喜びのロザリオ(セージグリーン) |
|---|---|
| 素材 | オリーブウッド 約8mm |
| サイズ | 輪の長さ:約780mm / 全体の長さ:約510mm |
| 十字架 | 約45 × 25mm イタリア製 |
| メダイ | 約25 x 18mm イタリア製 |
| 作品名 | フランシスカン・クラウン 7つの喜びのロザリオ(ピンク) |
|---|---|
| 素材 | オリーブウッド 約7mm/8mm |
| サイズ | 輪の長さ:約690mm / 全体の長さ:約490mm |
| 十字架 | 約55 × 35mm イタリア製 |
| メダイ | 約18 x 18mm イタリア製 |
Gallery & Motion
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