追憶のロザリオ(カオリン&グリーンガーネット)
淡いブルーのカオリンは染めの石ですが、優しいブルーに原石のベージュや赤がとても美しい表情豊かな石です。
粉末にして陶器の材料として使われることで有名なカオリンは親水性がよく、美しく染まることから色々な色に染められ、カラーバリエーションが多い石だそうです。ただ、硬度が低く傷がつきやすいので取り扱いに少し注意が必要です。
このロザリオに使っているリバーストーンも柔らかめの石ですが、ガーネットとクリスタルは硬度が高く硬めの石なので、全体が激しくぶつかりると傷がつくことがあります。優しく取り扱っていただくと傷がつかず美しさが長持ちします。
そんな美しく優しい雰囲気のこのカオリンを見て思ったのは、日本アルプスの美しい風景です。青い空に映える山肌や緑、そして高山植物と緑のカーペット。物心つく頃から20代の半ばくらいまで、両親とよく登山に出掛けていました。このカオリンを見ていると、そんな思い出が蘇ってきます。
私の家は裕福な家ではありませんでしたが、年に2回、家族で旅行に出かけていました。それは夏の登山、冬のスキーでした。
夏はテントを持って登山のベースとなるキャンプ場でキャンプをし、山に登っていました。今時のようなトイレとシャワー、電気などが整ったキャンプ場ではなく、電気もガスも、トイレもシャワーもないキャンプ場です。水は山から流れる川の水、トイレはボットントイレがあればラッキー、基本的にはワイルドスタイル(いわゆる野○○、ですが^^;)、お風呂は帰るまでナシ(または途中の温泉)で、今では考えられない環境かもしれません。(今時の登山者のキャンプってどんな感じなのでしょう?)
けれど、河原での水汲みや、大きなフキの葉っぱをかき分けて用を足しに行ったり、子供心にとても楽しかったのを覚えています。
満天の星空はそれはそれは美しかったです。星が降るような空とはまさにあのような空だと思います。気圧の低い山頂で作るラーメンはいつも、伸び気味で……などなど、色々なことが思い出されます。
そんな中でも、この石を見て思い出すのは、青い空に映える山肌や緑、そして高山植物と緑のカーペットです。
グリーンガーネットで緑の森や植物を、リバーストーンは河原の石を、カットクリスタルで輝く空と雲をイメージしました。
主の祈りのカットクリスタルにプラスしたチェコビーズは透明に見えますが、淡いブルーです。
センターピースは小さめのイエス様で裏は聖母子、十字架は三角模様が入った小さめを組み合わせました。一見シンプルな十字架ですが端がに丸いアクセントがあってハナミズキの花がデザインされています。
作品詳細
SHOP URL:https://minne.com/@m-francesca
作品名 | 追憶のロザリオ(カオリン&グリーンガーネット) |
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素材 | ルーカーラーカオリン(天然石)約6mm/リバーストーン(天然石) 約6mm/グリーンガーネット(天然石) 約6mm/クリスタル(天然石) 約8mm/チェコビーズ |
サイズ | 輪の長さ:約670mm / 全体の長さ:約480mm |
十字架 | 三角模様の十字架 約40mm x 25mm イタリア製 |
メダイ | イエス様のメダイ 約17x10mm イタリア製 |