天国の門のロザリオ(スモーキークォーツ&ガーネット)

天国の門のロザリオ(スモーキークォーツ&ガーネット)

「天国の門」、その言葉を聞いたとき、皆さんはどんなイメージを思い描きますか?

私の中で「天国の門」は、まさに重厚な木の扉に包まれた神聖な空間です。その扉の周りには、清らかな白い岩が並び、淡いブルーの空と光輝く雲が広がっています。そこには、光の粒がきらきらと輝き、どこか神秘的で、静かな安らぎを感じます。ガーデンパーティーみたいな心地よい香りも漂っていたりして……。

天国の門をくぐる祈り

このロザリオは、そんな「天国の門」のイメージを込めて作りました。スモーキークォーツとガーネットを中心に、光を反射するカットクリスタルをアクセントにして、神聖で重厚な扉の奥に広がる光の世界を表現しました。

天国の門と祈りの力

カトリックにおいて「天国の門」という言葉は、神の御前に近づくための道を象徴するものとしても使われます。私たちが祈りを捧げるとき、天国への道が開かれると信じられており、その祈りが天国へ導いてくれるとも言われています。

「天国の門」に近づけるような、清らかな心で祈ることができたら、とても素敵ではないでしょうか?

スモーキークォーツの深い色とガーネットの輝き

このロザリオに使ったスモーキークォーツは、落ち着きのある深い色合いが特徴的です。まるで天国の扉を囲む石壁のように、重厚感がありながらも温かみを感じさせます。スモーキークォーツが持つ独特の透明感と、そこにアクセントを加えるカットクリスタルの輝きが、まさに天国の光の粒を象徴しています。

そして、主の祈りの珠には真紅のガーネットを使用。ガーネットの深い赤色は、まるで「天国の門」に至るための厳かで真摯な心を表現しているかのようです。三角形のカットが施されたガーネットは、力強さを感じさせ、天国の扉が開かれる瞬間を想像させます。

軽やかな光を纏う

また、両端には透明なチェコビーズが施され、光の粒のような柔らかな輝きを加えています。天使の羽根が舞い降りるような、軽やかで神聖な美しさを感じていただけたら、と思います。

私の中で「天国の門」という言葉には、重厚な木の扉というイメージが強いですが、同時に美しい花園や白いアイアン製の門、そしてゆるやかな曲線の柱が描かれることもあります。どちらも天国に至るための美しい門であり、私たちを神聖な場所へと導く力を持っていると感じます。

天国への道を祈りながら

このロザリオを作りながら、天国への道を歩めるような生き方をしなくては、と思います。「天国に行けるほど良い行いをしていない」と思う自分がいますが、それでも人様に迷惑をかけずに生きることを心がけたいと思っています。

作品詳細

作品名天国の門のロザリオ(スモーキークォーツ&ガーネット)
素材スモーキークォーツ(天然石)約6mm/カットクリスタル(天然石) 約6mm/ガーネット(天然石) 約8mm/チェコビーズ
サイズ輪の長さ:約690mm/全体の長さ:約500mm
十字架百合の十字架 約50mm x 30mm イタリア製
メダイ守護天使のメダイ 約25x15mm イタリア製