ドイツ語混入のクリスマスキャロル『In dulci jubilo』
早いもので、来週の日曜日がコンサートの本番になりました。
一通り歌えるつもりですが、「ちゃんと歌えてるか」不安です^^;
もう端っこで目立たないように小さめの声で歌うしかない……なんて思ってしまいますが、それくらいの緊張感があった方が良いのかもしれません。
「この歌は何回も歌っているから大丈夫〜」なんて思う歌ほどうっかり間違えてしまいます。
14世紀ヨーロッパの伝統的なクリスマスキャロル
さて、12月1日のコンサート以外はクリスマスのレパートリーになるのですが、先日その楽譜が配布されました。
ちらっとしか見ていなかった私は「ほぼ歌ったことのある曲だから大丈夫っぽい」と思っていたのですが、昨日の練習でドイツ語とラテン語が混じった曲があることが発覚。
練習が始まる前に「ねえ、これってドイツ語?」「え〜、ラテン語じゃない?ドイツ語なわけないよ」なんて言っていたのですが、がっつりドイツ語でした >_<(えっ?今このタイミングで新しい曲ドイツ語?)
その『In dulci jubilo』という曲は、遡ること14世紀のヨーロッパの伝統的なクリスマスキャロルで、原詩はラテン語とドイツ語がミックスされています。
イエス・キリストの降誕をテーマにした聖歌で、日本では『もろびと声あげ』(賛美歌102番)として歌われているそうですが、主にプロテスタント教会で歌われているのかな、と思います。(カトリック教会では聞いたことがないので)
有名なクリスマスキャロルなのだそうですが、私は初めて聞くような気がします^^;
そもそもドイツ語は勉強したことがないので、読み方もいまいちわかっていません。
「あぁ、まだイタリア語の方が良かった……」とぼやいてしまいました。
ちなみに、本番まで2回しか練習ありません^^;
動画で空耳コピーを試みる
読み方を調べておかないと撃沈しそうなので、発音を調べてカタカナで書き込むことにしました。
(赤いところがドイツ語)
In dulci jubilo,
Nun singet und seid froh!
Unsers Herzens Wonne Leit in
praesepio;
Und leuchtet wie die Sonne
Matris in gremio.
Alpha es et O!
動画でいくつかこの曲を聴いてみたのですが「発音が全然ちゃう!」でした。何回か聴いてみましたがドイツ語の部分を英語で歌っているようです。
調べてみるとドイツ語の部分を英語にした歌詞がありました。
あー、これやん。英語!
In dulci jubilo
Let us our homage show:
Our heart's joy reclineth
In praesepio;
And like a bright star shineth
Matris in gremio,
Alpha es et O!
どっちかというと英語の方が歌いやすい(……気がする)
動画は結構出てくるのですが、英語で歌っているものが多く、なかなか原曲のラテン語&ドイツ語が見つかりません
ドイツの人のチャンネルで絞り込むと、おそらく子供の練習用なのでしょう、カラオケのように歌詞が出て歌っている箇所の色が変わる動画がありました。
なのですが、そもそもドイツ語の発音ができない私にはよくわかりません。亀のようにゆっくりで再生しても、きっと発音できない音は聞き取れないのでしょう、よくわかりませんT_T
もう一つ、日本の合唱団が歌っているものを発見しました。
ネイティブの人よりもやはり聞き取りやすいので、この動画の再生速度を落として、「空耳コピー」することにしました。
それにしても、比較的慣れている英語でも歌いにくいのにドイツ語かぁ……と思うと「ここは歌ってるふりしようか」なんて考えてしまいます。
余談ですが、絵文字を使うと「データベースの更新に失敗しました」(これが出ると記事の更新や投稿ができない)とエラーが出るので絵文字が使えません^^;
データベースの照合順を変更すれば解決するのですが、面倒臭いので「じゃ、絵文字使わなきゃいいか」となってしまっています。
私がネットを始めたン十年前は絵文字はなかったので顔文字(これ→^^)だったので、なんだか懐かしい気持ちになります。
気が向いたらデータベースを修正しようと思いますが、それまでは懐かしい顔文字が色々登場するかもです。