グレゴリオ聖歌 コンサートが終わってホッと一息

昨日は、パイプオルガンとグレゴリオ聖歌のコンサートの日でした。土曜の夕ミサで声が出なくなって心配だったのですが、コンサートではみなさんに迷惑をかけることなく、歌うことができました。
コンサートが行われた教会は、築50年以上、レトロとモダンな雰囲気が同居する、ちょっと不思議な気分になる素敵な教会でした✨

歌いながら、つい下を見る

今まで、所属教会のミサで答唱詩篇を歌う時以外に、会衆席を向いて歌うことは殆どなかったのですが、今日歌った教会は、祭壇の横にあるパイプオルガンのすぐ隣が聖歌隊のエリアでした。人数が多くてそこには並べないので、聖歌隊-祭壇-パイプオルガン、という配置に……。

今まで、何度か参加したコンサートでは、聖堂2階にある楽廊(聖歌隊席)で歌っていたので、お客様からは見えなかったのですが、今回の教会では、ばっちり見えます。
オルガン演奏中に、思わず目を閉じて聴き入ってしまったりするので、気をつけないと居眠りしているように見えてしまいます……。歌っている時に楽譜を「ガン見」していても、これまたお客様からしっかり見えてしまいます💦

先生からは、楽譜を覗き込んで下を向かないようにしてくださいね〜

と、前日のリハーサルで言われたばかりです。

うぅ、楽譜を「ガン見」しないと心配な曲があるので、気をつけなくては、と思いました。長くて、ラテン語の歌詞を覚えきれていないので、見ていないと間違えちゃう……、なんて。

ちゃんと声が出るか不安だった本番前

今回のグレゴリオ聖歌は「聖霊降臨」の曲で、去年のレクイエムが終わってから練習してきた曲です。私には、初めて歌う曲が殆どだったので、やっぱり不安です。とてもキレイで好きな曲なので、ちゃんと歌いたいという思いもあります。

そして何よりも、やっぱり昨日の今日。私は声が出るかどうかが一番心配でした😣 リハーサルでは、かなり声の調子を確認しながら歌っていました。本番で声が出なくなったら大変です。万が一そうなったら、周りに迷惑をかけないよう、出ない音域は声を出さない、という一択です。

リハーサル後は、仲良くしているメンバーと「ここがまだ怪しい」なんて言いながら、ダメ押し気味に教会の庭の隅っこで小声で練習。
思えば、リハーサル後に数人集まって小声で練習、は毎回のお決まりパターンです🙂

うーん、声もなんとか出そうだし、本番は大丈夫かなぁ、という感じ。
気休めに、肩周りをストレッチして、のど飴を口に入れたりして……。

そうこうしている間に、本番が始まりました。怪しかった部分も何とか歌うことができ、声も本調子ではありませんが、ちゃんと出てひと安心。毎度のことながら、細かい部分に反省点はたくさんありますが、コンサートが無事に終わって「ちょっとした達成感」でした✨

自分が上手く歌えても歌えなくても、やっぱりグレゴリオ聖歌を歌うのは楽しいな、と思いました💕
この後は、またレクイエムに向けての練習が再開です。