咳エフェクト入り詩篇唱?声が出ない私の、聖歌隊奮闘記

なんか最近、喉がイガイガする……。
咳も止まらない。でも熱も鼻水もない。
なんだこの“中途半端に地味にキツい”症状は!
イガっとした瞬間に、咳が暴発モード突入。しかも、一回スイッチ入るとしばらく続く。
1週間ほど様子を見て、「これ絶対おかしいやつだ」と思って行きつけの内科へ。
「喉だけなんですが……」と相談したら、「じゃ、採血しよっか」
……まさかの2週連続採血。
結果、異常なし。ウイルス感染もなし。
先生曰く「夏風邪かなぁ〜」ってことで、咳止めと念の為の抗生剤をもらって帰宅。
が!全然良くならん!
むしろ悪化してる……??
クラスもミサもある。歌わなきゃ、の現実
ちょうどその週末は「クラシック発声・初級クラス」の日。
ちょっと違和感はあるけど、まあまあ歌えた。……たぶん「歌えてる風」には見えた(と思いたい)。
で、夕方のミサ。いつもの聖歌隊は私を含めて3人。
この人数でひとり欠けたら、即バランス崩壊。
はい、歌います。出ます。祈ります。
これが「少人数制聖歌隊」の宿命。
声帯よ、見せてくれ。私は「観察したい派」!
内科の薬は真面目に飲みました。でも、相変わらず夜中に突然やってくる咳大爆発。
加湿器ON、布マスクON(コロナ禍に作った布マスク大活躍)。
さらにガーゼのタオルをひと巻きして、完全防備。
それでもイマイチ良くならない。
そして先週の木曜日。
「ちょっと歌の練習しとかなきゃ」と声を出したら……
出ない。高音が出ない。😱
今まで普通に出ていた1オクターブ上の「ミ」から先が消滅。
おーい、私のミーーーーー!!(呼びかけても戻ってこない)
耳鼻科へGo! そして、内視鏡の儀
どうにもならないので、土曜日の午前中、次は耳鼻科へ。
(行きつけの内科は土曜日休診だったので)
症状を説明すると先生が「あー、じゃ内視鏡で喉見よっか〜」
きた。内視鏡。
そう、それは「自分の中を観察したいオタク心」と「痛いのも怖いのもイヤ」という二大欲求のせめぎあい。
私は断然、「モニター見たい派」です。
自分の声帯、見てみたい。あれですよ、楽器オタクがヴァイオリンのF字孔をのぞくアレ。
声を出すその場所を、ガチで見たい。
……なのに。今回、モニターは私の真横。
私の声帯、見えなかった。敗北感。
結果は「声帯には異常なし」。ほっとしたけど、
ほっとしたけど、“声が出ない理由”は謎のまま。
今回は別の咳止め&たん切り薬&うがい薬をもらって帰宅。
「これでダメなら呼吸器内科かな〜」とのこと。
咳喘息だったら……ちょっと凹みます。
そして、またミサはやってくる
昨日の夕ミサ。聖歌隊は変わらず3人。
「喉が…」では休めない人数構成。
ウイルスも熱もないし、出る声で、できる範囲で歌うしかないのです。
でも今日はラッキーなことに「低い歌」ばかり!
いつも「低っ!」ってぼやいてたのが、今日はありがたい!✨
のど飴を忍ばせて、出る音だけ出す。
むしろこの状況、
「咳エフェクト入りリアル詩篇唱」
とか言ってみたくなるやつ。
咳止めの副作用で眠気MAXですが、
来週には「ナイスなコンディション」になっていることを祈って、
真面目に薬飲んでます。
咳しすぎて、みぞおちが筋肉痛。
でもやっぱり、祈りの時間に声を合わせる喜びって特別なのです。
来週には、ちゃんと声が戻ってるといいなぁ。


