夏の聖歌隊あるある 今日も楽廊はめちゃくちゃ暑い

みなさんの夏の教会は、涼しいですか?
外は灼熱地獄でも、教会の中に入ればエアコンが効いていて快適、
という場合が大多数かな、と思います。
でも、聖歌隊がいる楽廊は別世界。
今日は、そんな「夏の聖歌隊あるある」のお話です。
夏の楽廊は、もはや修行?
私たちの教会の聖歌隊は、聖堂の高い場所にある「楽廊」で歌っています。
高い場所ということは……
暖かい空気も、しっかり上がってくる。
夏になると、これがなかなか大変です。
会衆席を見下ろすと、皆さん比較的涼しそう。
一方こちらは、
「その冷たい空気、あと4メートル上まで来ませんか?」
と、毎年思っています(笑)。
夏は凍らせたタオルと、保冷剤、飲み物必須。
教会の聖堂内は飲食禁止ですが、
夏の楽廊は、熱中症になってしまうのでこっそり水分補給しています。
ミニマム聖歌隊、強制ソロモード
数週間前の土曜夕方のミサ、この日も暑〜い日でした。
その日は聖歌隊の一人がお休み。
もともと土曜日チームは、オルガニストさんと歌い手三人のミニマム構成。
一人は諸事情でおやすみ中なので、
オルガニストさんと私の二人でした。
……と言っても、
オルガニストさんは歌わないので、この日の歌い手は私一人。
つまり、
強制ソロモードです。
普段なら、もう一人歌い手がいるだけで、気持ちにも少し余裕があります。
でもこの日は、
答唱詩篇も、聖歌も、
全部「私、頑張れ。」
そんな一日でした。
「小麦」が言えない事件
そんな緊張感の中で迎えた答唱詩篇。
詩篇唱を歌い始めた、その時です。
歌いたいのは、
「小麦(こむぎ)」
なのに口から出てきたのは、
「けむぎ」
しまった!
すかさず歌い直して、
「きむぎ」
違う違う!
「こむぎ!!」
……という、わずか数秒間の高速リカバリー。
もちろん歌は止められません。
何事もなかったような顔で歌い続けながら、
心の中では、
「どんだけ噛んでるんだよ、私!」
と、自分に総ツッコミ。
普段なら、一瞬噛んでもそのまま立て直せば案外気づかれないものです。
でも今回は……

たぶん、バレました(笑)。
夏はいつもの倍くらいエネルギーを使う
涼しい季節なら、こんなに息が上がることはありません。
でも夏は違います。
暑さで体力を消耗し、
息も上がり、
集中力も少しずつ削られていく。
「歌う」というより、
暑さと戦いながら歌っている
という表現の方が近いかもしれません。
いつもの倍くらいエネルギーを使っている気がします。
聖歌隊にとって、一番過酷な季節
冬は寒いけれど、歌っているうちに少し体も温まります。
でも夏は、
歌えば歌うほど暑い。
しかも楽廊は高い場所。
物理の法則に忠実に、暑い空気が集まってきます。
「夏の聖歌隊は体力勝負」
そんな言葉があってもいいくらいです。
……少なくとも、私の所属教会に限っては。
これから夏本番。
聖歌隊にとっては、一年で一番しんどい季節が始まります。
来週もきっと、
汗をかきながら歌っていることでしょう。
そして私の小さな目標は一つ。
噛まずに歌うこと。
……レベルが低いようでいて、
夏の楽廊では、意外と大事だったりします(笑)。
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