成人洗礼カトリックあるある2|成長は、ツッコミと共にある

洗礼を受けたら、すべてが分かる………、わけない!
毎週通ってるのに、いまだに「これってこうだっけ?」と戸惑う日々。
そんな私たち、ツッコミ系成人洗礼組のリアルな日常を、今回もツッコミと共にお送りします。
典礼カレンダー、覚えようとして迷子になる
「今日は四旬節第○主日です」って言われた瞬間、最初は
「えーっと、何それ美味しいの?」
から始まり、ようやく「紫の祭服は悔い改めっぽい色」とか「白はお祝い」とか覚えてきます。
けれど、移動祝日とか、聖霊降臨あたりでまた迷子。
「主の公現っていつだったっけ?」
「え、聖金曜日は祝日じゃないの!?」
って心の中で混乱するけれど、ミサに出ればすべて流される(よくも悪くも)。
カトリックとプロテスタントの違い、説明できる気で説明できない
「キリスト教って、みんな同じなんでしょ?」
→「いやいや、そこ重要な違いあるから!」と言いたいけれど、うまく説明できない問題。
「カトリックはマリアさまを大切にしてて、ミサがあって、教皇が…あれ、あれ…?」
「プロテスタントは…あの、えっと…聖書だけで…って感じ?」
結局、「まぁ、どっちもイエスさま信じてます」ってまとめることになるやつです。
自分の中ではちゃんと違いを感じてるのに、言語化はむずかしい。
(カトリックとプロテスタント、さらに聖公会や正教会の違いを説明するのはさらにハードルが上がる)
カトリック用語をうっかり日常で使って通じない
「ミサのあとで集会があって〜」
「主任司祭が…」
「今日の福音がめっちゃ響いた!」
→言ったあとで気づく。一般人、全然分からんやつ。
「ミサって何時間もやるの?」とか、
「神父さんって牧師さんと違うの?」とか、聞かれるたびに軽くパニック。
いや説明したい。説明したいけど、語彙がない!
そしてまたググっては学び直す、信者あるあるのループ。
ロザリオをカバンに入れっぱなしにして「何それ?」と聞かれて焦る
ロザリオ、ちゃんと持ち歩いてます。
でも、うっかりカバンから出てきたときの、
「それ、数珠?ゴス系ネックレス?え、なに?こわっ」ってリアクションに慣れてきた自分がいる。
「これはロザリオといってですね、お祈りのためのものなんです」
って毎回説明するけど、目の前の人がふんわり流してくるときの、あのモヤモヤ。
でもいいんだ。私が大事にしてるから。
おわりに|ツッコミしながら、今日も信者ライフ
信仰はいつも真剣なもの。けれど、日々の中では、笑ったり迷ったり、心の中で盛大にツッコんだりしてます。
それでも、教会で祈るときには、なんだか不思議と心が整います。
それが信仰の面白いところ。
ツッコミ系成人洗礼組の皆さん、今日もツッコミとともに歩み、信仰を深めて参りましょう!