グレゴリオ聖歌の便利アプリ “Square Note”

先日、"Square Note" なるアプリをスマホにインストールしました。主なグレゴリオ聖歌の楽譜と音源が入ったアプリで、速度やピッチも調整できるので、初めて歌う聖歌の音を確認するのに便利です。私のような初心者にはありがたいアプリです。
Kyriale 1〜18, Credo 1〜6, それぞれの時期に歌う主な聖歌も入っているので、どの聖歌が歌われるのか調べられます。
うっかり、楽譜を忘れた時もこれがあれば安心、かも。😊

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旋律をさらっと確認するのに便利なアプリ

カテゴリ分けされたメニューから、目的の聖歌を探したり、検索も出来ます。アップデートで新しい聖歌も追加されて行くので、分厚い聖歌集を持ち出さなくても済みます。

Square Note の画面。落ち着いた色でよいかんじです 🎵

Square Note 画面

カテゴリ分けされていて探しやすい画面、ヘッダーの絵も美しいです

Square Note 画面
楽譜の画面は音符をタップすると、その場所から音が出て、再度タップするとそこで止まります。

このアプリは App Store で “square note" と検索すると出てきます。残念ながら無料ではないですが、3ドル程です。

閉祭の言葉 “Ite missa est"

このアプリの Kyrialeを見ていたら、そこには、"Ite" という初めて目にする聖歌がありました。何だろう?と思い、楽譜を見ると “Ite missa est. Deo gratias" という歌詞が。
“Ite missa est. Deo gratias" は “ミサは終わりです、行きなさい。神に感謝" と言う意味なので、閉祭の言葉です。ミサでは “Ite missa est" のパートを司祭が、そしてそれに応えるように会衆が “Deo gratias" と歌います。復活節にはこれに “Alleluia" がくっつきます。(私は、レクイエムのラテン語ミサを2度ほど経験していますが、まったく気付きませんでした💦 そう言えば、最後に"Deo gratias" と歌いました。)

そしてこれは、そのKyriale の Kyrie と同じ旋律で歌うようです。ただし、Kyriale XV(15)からXVIII(18) の4つはKyrie と同じではなく Ite XV(15) になっています。

私はグレゴリオ聖歌を3年と少しやっていますが、歌う事が中心なので「座学」的な事を勉強する機会は、あまりありません。最初はグレゴリオ聖歌を練習できるだけで満足だったのですが、最近は歌うだけでなく、もう少し「グレゴリオ聖歌」について勉強をしたな、と思いはじめました。
良い本や講座が見つからないかしら〜🍀

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